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やけに重たい体を起こそうとしても起きられない。
土曜日の朝、いつものベッドの上。
脚の辺りと、腹のあたりが重い。
「……すみょあー、じゅんほやー。」
ジュンミョンオッパの子どもたち。
つまり、私の姪と甥が、、絡まりついてる。
SH「2人とももう起きた？」
「見ての通りですが。」
SH「あ、……可愛いな笑もう少し寝かせてあげtt」
「さっさと起こせ。」
SH「はい。」
兄。ジュンミョンはシンパパである。
SH「ご飯作ったから、みんなで食べよう？」
姪「やだ。ごはんいや。」
甥「やだ。ねむい。」
「Aちゃんはご飯食べてくれる子と遊びたいなぁ。」
姪「おきる！」
甥「たべる！」
ふっ、子供なんて単純だぜ。
SE「おっ！おはよー！」
「なんでフニオッパもいるの。」
SE「昨日ヒョンが迎えに来いって言うから
ここまで乗せてきた。で、朝ごはんあるって言うから、」
甥「フニくんはいっぱいたべるからおおきいの？」
姪「スミョンもいっぱいたべるー！」
かわいいなぁもう！
甥「Aちゃん、あさごはんたべたら
ドーナツもういっこたべていい？」
「あー、まだあるんだっけ？」
SH「お前もほんと叔母馬鹿だな。
ドーナツなんて買ってくれたの？」
姪「Aちゃんのカレシがねぇ？
ドーナツくれて、ブーブでブーンって
おうちにつれてきてくれたんだよ」
……んん？？
SE「Aに彼氏なんていないっしょ。」
SH「だ、だだどだ、だよな！
だよなぁ！びっっくりしたぁ、」
もう変な空気にしてくれるなあ。
SH「はぁ、……正直言うとさ、
昨日の飲み、ベッキョンもいて、」
「別に白状しろとか言ってないし。」
SH「でも、」
「いいんじゃない？元々お兄ちゃんの友達だし。」
久しぶりに名前を聞いて思い出したくらいなのに
ズキズキと頭とか胸とかを刺す痛み。
「お兄ちゃんは変わらず仲良くても私はどうも思わない。」
嘘だ。
思うことなんて山ほどある。
「食べたら帰って。
私疲れてるからもう少し寝たい。」
だからとりあえず今は、
「……仕事のことでも考えようか、」
思い出してしまった彼を頭から消し去りたい。
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作者名：玄兎
| 作成日時：2024年1月24日 14時
