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JN『よそ見しないで。』
『っへ？よそみ？』
学校に迎えに行ったらさ、
もう同学年の子達と仲良くなってて
同じ年の男の子とじゃあまた来週って
手を振り合ってるのを見た。
ただそれだけなのに
JN『……っはぁ、やりすぎちゃったかな、』
事後、洗面台の前で後悔と反省でいっぱいになった。
痛い、待ってって言われたのに
JM『あ、ジェノ。』
予想外に早く帰って来たジェミンと顔合わせて
尚更気まずくて、
JN『寒くない？後ろにブランケットあるからね。』
『う、うん。……よかった、いつものジェノ君だ。』
JN『ん？』
謝れないまま、変われないまま
Aが時々俺に怯えてるのもわかってた。
わかってたのに、自分じゃどうにもできなかった。
JM『おっ、ジェノぉこんなとこで何してんの？』
JN『姉ちゃんにツラ貸せって言われて。お前こそ、
カフェなんて来て体に悪そうなもん飲むなよ？笑』
JM『俺はこれじゃなきゃダメなの。』
JN『あ、ねぇジェミナ。』
大人にならなきゃって余裕っぽく見せてたけど
JN『俺がヌナといたって、Aに吹き込んでよ。』
JM『なんで？』
JN『実の姉だとは言わないで。』
JM『おー、お前まじで、Aのどこがいいの？
あんなお子ちゃま、お前には勿体な、、ジェノ？』
JN『俺はAじゃなきゃダメだから。
…とにかく、ちょっと匂わせといてよ。頼む。』
本当は必死で取り戻そうとしてたし
『実はね、』
よりを戻そうって言ってくれた日、
もうAの心に別の人がいることはわかってたのに
JN『もう二度と離れないで。』
分かってたからこそかな、
俺の中に閉じ込めたくて仕方なかった。
『、うんっ』
あらゆる可能性は排除しなきゃ
嫉妬で相手を殺しそうだから
男っぽい名前の連絡先は全部消したし
肌の露出が見えないように痣をつけた。
俺のわがままだって分かってたよ。
でも、それを受け入れてくれるから
本当にAしかだめなんだって
JN『…あの、Aさんいますか？』
母『えーっと、、』
JN『あ、いやあの、僕、イジェノです。』
母『ジェノ君？イケメンになって気が付かなかった！』
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玄兎(プロフ) - そぐむさん» 嬉しいコメントありがとうございます。これからも頑張らせてもらいます♡ (2月4日 23時) (
レス) @page37 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - 早く続きが見たくて仕方ありません。ほんといつも楽しみにしてます！！これからも頑張ってください♡ (2月4日 23時) (レス) @page37 id: 3f545fffd2 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» お待たせしておりましたー☆いつもありがとうございます。素敵だなんて…///🙈♡俄然やる気出ちゃいましたありがとうございます♡ (9月2日 10時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - 待っておりましたー⭐︎悪魔の方も読ませていただきつつ…いつも素敵なお話楽しみでしかありません (9月2日 7時) (レス) @page5 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年4月29日 7時
