_002. Dreaming ページ7
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『ジェミン、無理しないで。練習も大事だけど
体壊したら元も子もなくなっちゃう。』
JM『……うん。ごめん。』
JN『一旦全員休もうか。
ジェミン、こっち来て。マッサージしよう。』
Aは基本的に
マクヒョンとドンヒョクといるイメージだった。
テヨンヒョンたちとも仲がよくて、
言語化するなら、練習生の中での一軍。
だから、127のデビューが確定した時には
Aの名前も当然あるものだと思っていた。
『私、絶対ロンジュンたちとデビューしたい。』
127メンバーに選定されなくて、悔しくて
ずっと明るく輝いていた太陽が泣くところを初めて見た。
RJ『泣くなよ。な？』
JN『実力で黙らせてやろうよ。』
JM『うん、Aの実力なら大丈夫。』
JS『ヌナ、泣かないで。』
その日の練習にも納得いかなかったのか
俯いたまま動かないAは下唇を噛んで泣いていて、
マークとドンヒョクに追いつきたい、
俺たちとデビューしたいと言って泣きじゃくった。
その次に彼女が練習に参加したのは、1週間も後だった。
JM『痛い？』
『なんでもないよ！私いない間どうだった？
新しいやつ習った？先生来る前に教えてくれる？』
無理に笑って、赤く腫れた頬を隠した。
普段い違いすぎる様子に不思議に思って、
ついには練習が終わっても
いつもの時間になかなか帰ろうとしないから
00ズだけで詰め寄った。
しばらく俯いて黙ってた彼女は
何も掴んでいない拳をグッと強く握っていた。
RJ『……先に練習室片付けておいてくれる？
俺バス停まで送ってくる。』
人が少ない方が話しやすいと思って、荷物を持って外に出た。
『気ぃ使わせてごめん』
RJ『なんかあったんだろ？』
『……男の子たちとアイドルでデビューするなんて
絶対にダメだって、ママに言われちゃった。』
RJ『そんな、』
『元々、アイドルも反対されてるんだ、』
初めて知った彼女の置かれている状況に
どう反応していいのかわからなかった。
でもドンヒョクとマクヒョンは知ってたって。
127に選ばれなかったのは、彼女の母親の意向だってこと。
『ロンジュンたちとも同じデビューはできないかも。』
RJ『ガールズグループもダメなの？』
『ママはさ、"女優の母"になりたいんだって。』
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玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）（読み垢です）さん» こんばんわコメントありがとうございます！私も泣きながら描いた箇所があります…🫣嬉しいです！今後の励みになりました！ (5月15日 1時) (
レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）（読み垢です）(プロフ) - こんばんは 泣きながら読んでいます…みんなキラキラしてる 玄兎さん素敵です (5月15日 1時) (レス) @page21 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年2月18日 8時
