_000. Beautiful Time ページ1
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宿舎を去る準備を始めた。
段ボールに荷物を纏め始めてまだ数分。
まさか、こんな日が来るなんて思ってなかったよ。
RJ「これ俺のじゃないのに……」
まずは正装やシーズンオフで
普段頻繁に着ていない服から片付け始めたけれど
明らかに俺のサイズじゃない靴下(絶対チソン)とか
最近被ってないのに脱ぎ捨てられた帽子(絶対チソン)が
クローゼットのあちこちに落ちている。
RJ「ここに置いてたのか。」
たくさんの衣類のに隠れてすっかり埃を被った箱は
もう何年もその中身も姿も見ていなかった。
見ない様にこんなところに押し込んだんだっけか。
HC「全然進んでねぇじゃん？」
RJ「今始めたんだよ。」
HC「懐かしいのあんじゃん、ちょっと見てみよう？」
RJ「見始めたら進まないって、」
HC「だめ！今見るの！」
箱だけですぐに何かわかったドンヒョクは
楽しそうに座り込んで蓋に手をかける。
俺は埃だけ払って元に戻そうとしたのに。
JM「あー！やっぱりやってない！」
JN「思い出に浸ってたらマジで終わらないよ？」
そう言いながらも一人、また1人と
ウォークインクローゼット中に所狭しと座る。
JS「チョンロもっと詰めて、俺見えないじゃん」
CL「マクヒョンの頭が邪魔で俺も見えないんだって」
MK「ヘチャニとロンジュニがもっと奥に行けよ、」
ちょっと静かになったドンヒョクは
箱の1番上に置いてあった手紙を読んでいる。
RJ「どう？感動した？」
HC「スペルミスばっかりで読むのが大変で、やっ！」
デビュー前の俺が俺に向けて書いた手紙。
間違えたままのところ
塗りつぶして書き直したところ
今でも合ってるか迷ってわからないところ
自分でもまだ間違いに気がついてないところも多分ある。
JM「もぉ〜すぐ喧嘩するんだから！めっ！」
JN「でも本当に字汚いね笑」
HC「これもお前が書いたの？」
RJ「それはA。」
MK「チンチャ？」
CL「うわ、これヌナの言葉だったんだ？」
JS「ロンジュニヒョンはこんな字きれいに書けないよ」
"世界を照らすロンジュンになれますように"
彼女が、くれた俺の代名詞。
JS「ねぇ、その靴、洗ってあるよね？」
RJ「洗ってない。」
HC「うっ、」
RJ「嘘だよ。流石に洗ってるから。」
MK「ロンジュニが昔練習の時履いてたやつ？」
JN「ねぇ早くアルバム見よう？」
ジェノが手を伸ばして
運動靴の下に並ぶアルバムを一つ開いた。
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玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）（読み垢です）さん» こんばんわコメントありがとうございます！私も泣きながら描いた箇所があります…🫣嬉しいです！今後の励みになりました！ (5月15日 1時) (
レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）（読み垢です）(プロフ) - こんばんは 泣きながら読んでいます…みんなキラキラしてる 玄兎さん素敵です (5月15日 1時) (レス) @page21 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年2月18日 8時
