検索窓
今日:34 hit、昨日:30 hit、合計:81,445 hit
小｜中｜大

:006. My First and Last ページ15

・



RJ『だから、その、』



抱きしめて、それっぽく言ったけど

肝心なことはちゃんと言えてなくて

言わなきゃと思うと焦って照れて恥ずかしくなって



『ロンジュン、私が先に話してもいい？』

RJ『何？』



彼女が恥ずかしそうに笑いながらこう言ったんだ。



『私、ロンジュンが好きだよ。』



彼女の後ろに見えてきたバスのライトに急かされる様に

俺はこう答えた。



RJ『俺も好き。こう言うの初めてで、
どうしたらいいかわかんなかったんだけど、きっと
人生で初めてだと思うし、これが最後だったらって』

『ロンジュン、ありがとう。でも、もう行かなきゃ』



止まってた時間が動き出して、

彼女は俺から離れると急いでバスに乗り込んだ。



彼女が離れた俺の胸はやけに寒くて、

でもさっきまで感じていた温もりは鮮明に残っていて

1人で舞い上がって、声が聞きたくなって電話をかけた。



［わぁ、ちょっと待って、私今すごく胸が早い］

RJ『俺もだよ笑』



電話越しにコソコソと嬉しそうに話すAが

いつも以上に可愛くて、今すぐ抱きしめたかった。



RJ『今日から1日。』

［へへ、うん/////］

RJ『あー、可愛い/////』

［ちょ、そういうこと言うのやめてよ］

RJ『なんで？』

［なんでって、そんな、、恥ずかしいって、/////］



玄関の前で電話を切って、

浮かれたままの心で宿舎に帰ったんだ。



MK『ロンジュナ、戻ったら早く風呂入って』

RJ『はーい♪』

JN『何？なんかいいことあったの？』

RJ『へへっ、まぁな』

HC『………は？まさか、嘘だろ？』

JM『OKだったってこと？』

JS『僕も聞きたい！』

CL『何？何があったの？』

MK『一旦チソンとチョンロは寝なさい！』



俺の顔ですぐにバレた。

前の日まではため息ついて靴脱いでたらしいから。



JS「バスの運転手に報告したらしいよね笑」

RJ「は？それは知らない」

JS「誰かに話したくて、我慢できなかったって」

RJ「は、なにそれ、……お前早く教えろよ。」

JS「だって秘密だって言われて……あれ、俺今話しちゃった？」

＊→←＊



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
156人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
設定タグ：NCTDREAM , NCT , ロンジュン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）（読み垢です）さん» こんばんわコメントありがとうございます！私も泣きながら描いた箇所があります…🫣嬉しいです！今後の励みになりました！ (5月15日 1時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
 奈胡（元jen）（読み垢です）(プロフ) - こんばんは　泣きながら読んでいます…みんなキラキラしてる　玄兎さん素敵です (5月15日 1時) (レス) @page21 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：玄兎 | 作成日時：2023年2月18日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。