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せっかくAちゃんと2人きりでランチだったのに
Aちゃんのスマホには不在着信が溜まっていく。
"ジュンオッパ"
先週もしつこく連絡して来た"俊俊"だろうか。
「先輩、どうしてこんなに仕事早いんですか？」
JM「そう？早いかな？」
「はい。イジェノ先輩よりは若干雑ですけど、
でもちゃんと正確で、的確で」
JM「ざ、雑、、雑か、」
歯に絹着せない正直で真っ直ぐなところも好き。
JM「もうしつこい連絡来てない？」
「え？あー、向こうも仕事してますから、そりゃ、、あ」
噂をすれば、と言うようにデスクの上で振動するスマホ。
「あ、え、え？」
JM「Aちゃんにしつこく付き纏わないでくれる？
Aちゃんは絶対に俺のだから、諦めてね。」
??「……ジェミニ？」
JM「だったら何？お前に関係ないよね。じゃ、」
できるだけ優しい言葉を選んだつもりだけど、
電話を切った後のAちゃんは青ざめていて、
「え、、今オッパと話したんですか？」
JM「え、そうだけど、」
電話先の少し声の高い男はこう言ってた。
"……ジェミニ？"
俺のこと知ってるやつ？誰だ？
「……オッパごめん、先輩が勘違いして、うん。
別の付き纏ってくるやつだと思ったみたい、
いや、最近はしつこく電話してくるような人はいないから
心配はしなくて良いよ。うん、ごめんね？」
そんなやつに"ごめんね"なんて言わないでよ。
他の人とは違う、なんて簡単に言っちゃダメ。
そいつだってAちゃんのこと都合よく縛って、
都合よく簡単に捨てるかもしれないよ？
「……さっきの人はストーカーじゃないんで、
心配しないでください。」
JM「ほんと？好きになって盲目になってるんじゃない？」
「ほんとに、信頼できる人ではあるので、」
JM「Aちゃんを傷つけるやつじゃないんだね？」
「はい。絶対そんなことしませんから。
ちょっとしつこいだけなので、気にしないでください。」
万が一、Aちゃんに何かあれば
ただじゃ置かないんだから。
「先輩、これ食べて落ち着いてくださいね。
定時まであと2時間、頑張りましょう。」
JM「チョコレート？いいの？」
「はい。あ、でもお返しのブラウニーは要らないです。」
JM「ありがとう！お返しに明日ブラウニー焼いてくる！」
「要らないですって、」
どんなに良い人だろうと、譲らないけどね。
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玄兎(プロフ) - まいさん» そうなんですよナナちゃんって可愛いけど男なんですよぉ！ありがとうございます私はこのコメントがたまらんですっ！ (5月26日 3時) (
レス) @page49 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
まい - ナナちゃんが可愛すぎるけどストレートに男すぎてもうたまらんっ！ (5月26日 3時) (レス) id: 501de14262 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 奈胡（元jen）（読み垢です）さん» あ〜いご♡元気になっていただけたら何よりですっ！ありがとうございまぁす (5月25日 18時) (レス) id: fd2fd593d4 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）（読み垢です）(プロフ) - かわいいお話でキュンキュンしたりクスッと笑ったり…玄兎さん、元気をありがとうございます⭐︎ (5月25日 18時) (レス) @page36 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます！ノジェムにならないように頑張ります🥶 (5月24日 12時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年4月28日 20時
