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Aがこのカフェに通うようになったのは
会社から近い場所にあって、気になって入ってみたら
偶然、幼馴染が、つまり俺がいたからだった。
MH『いらっしゃいませ。空いてるんで好きな席にどうぞ。』
『ありがとうございます。ホットで1杯ください。』
MH『お好きな豆などございますか？』
『すみません、コーヒーあまりわからなくて。』
MH『じゃあ、僕のおすすめのブレンドでいいですか？』
『お願いします。』
ランチ営業が終わって、裏で洗い物してたから
水道の音に紛れた二人のやり取り聞きながら
フードオーダー来たらめんどくせえなとか
どっかで聞き覚えある声だなとか思ってたら
WN『お待たせしました。ホットｋ・・・キムA』
『・・・チョンウォヌ？』
ミンハオがテイクアウトの予約オーダーの電話取ったから
途中から俺が作って、提供までしに行って、再開したんだっけ。
MH『ウォヌの幼馴染さ、』
WN『ん？』
MH『大丈夫そう？』
WN『何が？』
彼女の違和感にいち早く気がついたのはミンハオだった。
MH『いつも待ち合わせの人にドタキャンされてるし、
相手の男、昨日別の女性ときた。しかも指輪までして。』
俺はAに特別な感情はなかったけど
ミンハオは幼馴染っていうエモイ関係性に
発展を期待して、俺とAを見てたらしい。
意外とロマンチストだからさあいつ。
MG『え？ヌナが？・・・爆笑
ありえないよ。そんな器用なことできないでしょ。
あの姉さんだよ？』
ミンギュに確かめようとしたけど
あいつが馬鹿だってこと忘れてた。
でも、俺も同じように否定しようとしてた。
キムAといえば、
男子の告白を片っ端から断るようなやつでさ、
母子家庭だからって、恋愛には見向きもせずバイトして勉強して
そのおかげで、いい大学受験させてもらえたってミンギュが言ってた。
そうやって頑張ってたやつがまさか、
妻帯者との関係に燃えてるなんて思いたくないだろ。
MH「最近、ジョンハンさんも来ないね？」
CH「もしかして、ミンギュさんの上司で不倫相手って、そのジョｎ」
SC「それはないよ笑 仕事忙しいって言ってた。」
WN「チャニヤ、大人の事情に首突っ込むもんじゃないよ。」
CH「・・・俺も成人してますし、立派な社会人です！」
Aもさ、恋愛なんてものしないでいればよかったのに。
それか学生時代に経験しておくとかさ、
ジスヒョンまでシフト減らしてこっちは大変なんだから。
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玄兎(プロフ) - リリィさん» 嬉しいコメントありがとうございます。作者のリアル大人の事情で更新止まっちゃってますがそのうち続き書きますのでお待ちくださいませ♪ (10月8日 10時) (
レス) @page18 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 大人な事情とちょっとほろ苦い恋の味が綺麗に描かれていて好きでした。シュアもハニちゃんも好きな私からしたらとてもハッピーです。次回の作品も楽しみに待ってます！ (10月8日 3時) (レス) @page18 id: 4664616c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年9月5日 11時
