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カランとベルがなってドアが開いて閉まる。
WN「いらっしゃい。」
「ウォヌ、おはよ。アイス、テイクアウトで２つくれる？」
WN「……二つ？」
「うん。一つじゃ足りないから。」
WN「1人で飲むの？」
「一緒に飲む相手がいなくてすみませんね。」
新年早々、アイスアメリカーノ２つ。
WN「寂しいなら着いていけばいいのに。
今も在宅で仕事してるんでしょ？向こうでだって、」
「……向こうに行って、"妻です"とか"婚約者です"
って女の人が出て来たらどうするの？」
WN「それはそれは特殊な悩みだな笑」
同じ失敗はしない。
まぁ、昔から完璧主義なところあるからな。
「午後からここで仕事してもいい？」
WN「聞かなくてもいつもそうしてなかった？」
「いつもはジスがいたから、」
WN「その前は？」
「チョルスさんの話はもういいでしょ？」
WN「別にそいつの話だなんて言ってないよ笑」
「あーもうウォヌ嫌い。笑」
地元にいた頃はこんなに話さなかったと思う。
俺はアウトサイダーで、
Aもおとなしかったけど、インサとも仲良くて
同じ空間にいても、別の世界みたいな、
WN「遠距離、うまく行ってる？」
「多分？笑 時差の分、連絡は少ないけど
ずっとそばにいるよりもお互いのこと思える気がしてる。」
WN「へぇ、」
「ウォヌは彼女とどうなの？」
WN「いつの話してんの？俺今彼女いないんだけど？笑」
まぁ、気のない幼馴染に彼女がいるかどうか
別れたかどうかなんて、
彼氏持ちには知ったこっちゃないよな。
「ごめん、知らなくて……なんで？
すごい大事にしてたのに、なんで振られちゃったの？」
WN「なんで俺が振られる前提なんだよ笑」
「え、……ウォヌが振ったの？なんで？」
WN「実は俺所帯持ちでさ。」
「悪い冗談やめて笑 本当に嫌いになっちゃうよ？笑」
嫌いになってくれてもいい。
幸せになってほしいなんていいながら、
このまま距離とともに心が離れればいいって
2人のこと、そう思ってるんだから。
「今日ジョンハンさん来る日？」
WN「あー、多分。あ、今日水曜か。うん、来る来る。
昼にナポリタン食いに来るよきっと。」
早速ハニヒョンに浮気か？
なんて、
彼女に溺れて、好きだと言えないまま抜け出せない俺が
そんなこと心配したってしょうがないんだけどさ
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玄兎(プロフ) - リリィさん» 嬉しいコメントありがとうございます。作者のリアル大人の事情で更新止まっちゃってますがそのうち続き書きますのでお待ちくださいませ♪ (10月8日 10時) (
レス) @page18 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 大人な事情とちょっとほろ苦い恋の味が綺麗に描かれていて好きでした。シュアもハニちゃんも好きな私からしたらとてもハッピーです。次回の作品も楽しみに待ってます！ (10月8日 3時) (レス) @page18 id: 4664616c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年9月5日 11時
