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"恋愛感情はない"
そう言うくせに、
いつも心配そうに彼女を見つめるウォヌヒョンは
無意識に彼女を愛しているんだと俺は思ってる。
MH「絶対に認めないよね笑」
SC「まぁ、彼女いるし、認めるわけには行かないよね笑」
MH「再開するタイミングがもう少し早かったらなぁ」
SC「お前はなんでそんなに2人にくっついて欲しいの笑」
MH「なんかロマンチックじゃない？
偶然カフェで店員と客として再開して恋に落ちる的な」
まぁ、程なくして、
ウォヌ以外にも彼女に落ちた男が2人もいてさ
JS「はい、いつもの。」
「わぁ、どうして分かったんですか？」
JS「いつも来てくれるから流石に覚えちゃうでしょ笑」
ジスヒョンの営業スマイルは
彼女にだけはちゃんと暖かくて自然で
側から見ても、恋しているのは丸見えで
常連のお爺さんはジスヒョンを応援してたけど
MH「今日も待ってるんですか？」
「……あ、バレてました？苦笑」
MH「程々にしてくださいね。
じゃないと、お姉さんの心が壊れちゃう。」
「……もう手遅れかもしれないや、」
彼女のその様子を、ヒョンより先にウォヌに伝えた。
WN「また雨の日に来てたら、ホットで何か飲ませてやって
俺の従食代につけといていいから、」
MH「でもあの人アイスしか飲めないし、」
WN「お茶とか、ミルクなら大丈夫だから。」
MH「そんな愛情表現じゃ、伝わらないよ？」
数秒見合ったその視線の奥は、
何を思っているのかわからなかった。
WN「伝えるって何を？笑 俺はただの幼馴染だし、
せめて、雨の日に寒い思いしないように」
MH「とか言って、
あの人と再開して彼女と別れたんじゃないの？」
WN「…別に、Aが理由じゃないよ。」
MH「じゃあ、ジスヒョンの応援してもいい？」
答えを数秒躊躇う姿が、ウォヌヒョンの答えなのに
WN「俺も、ジスヒョンならお似合いだと思うし
いいんじゃない？頼れるし、かっこいいし、」
JS「何？俺の噂？あ、おはよー今日ランチどうだった？
今日夜在庫発注するけど、備品とか欲しいのある？」
MH「あ、ヒョンおはようございます。
レジロール頼んでおいてもらえる？
あと、客席アンケートのボールペン
あれ持ち帰っちゃう人多いんだよね。」
ジスヒョンが交際報告してくれた時もそうだったけど、
WN「……ただ、幸せになってほしいだけなのにな、」
MH「ヒョンが幸せにしてあげたら？」
WN「……は？笑」
奪っちゃってもいい。俺はそう思うけどな。
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玄兎(プロフ) - リリィさん» 嬉しいコメントありがとうございます。作者のリアル大人の事情で更新止まっちゃってますがそのうち続き書きますのでお待ちくださいませ♪ (10月8日 10時) (
レス) @page18 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 大人な事情とちょっとほろ苦い恋の味が綺麗に描かれていて好きでした。シュアもハニちゃんも好きな私からしたらとてもハッピーです。次回の作品も楽しみに待ってます！ (10月8日 3時) (レス) @page18 id: 4664616c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年9月5日 11時
