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JH「は？釜山？」
SC「うん。まだ時期は決まってないけど、
LAに帰るんだってさ。だから、国内旅行したいって。」
久しぶりに店に顔を出したジョンハンさんは
推し店員(？)のジスヒョンがいないくて寂しそう。
WN「チャナ、それ豆違う。」
CN「え、」
WN「それは俺がやってあげるから、
こっち、提供して来てくれる？」
スタッフが1人、シフトから少し外れるからと、
アルバイトの採用募集をしていたカフェに来て
ウォヌヒョンに片っ端から仕事を教わったけれど
常連さんはいつも俺ではなくてジスヒョンを探す。
JH「あいつもいないのか。
……もしAさんが来たら寂しがるだろうに。」
あぁ、また彼女の話か。
さっき、いつものお爺さんも言ってた。
"噂の彼女"はウォヌヒョンの幼馴染らしい。
WN「はい。ミルクたっぷり。」
JH「さんきゅ。」
CN「ジョンハンさんは、コーヒー苦いのダメなんですか？」
JH「……あ？」
まずい、地雷だったかな。
WN「ストレス溜まった胃を労ってるらしいよ。」
SC「まずカフェインやめないと。」
JH「う、うるせぇよ。
タバコはやめたんだから、コーヒーぐらい飲ませろ。」
タバコなんて吸わなそうな人だけど
以前はベビースモーカーだったらしい。
WN「そうだ。ヒョン、耳寄りのニュースなんだけど、」
JH「どうせ大したことじゃ、」
WN「A、帰ってくるらしいよ。」
彼女の名前が出た途端
店の空気がゆっくりスローモーションのように流れた。
WN「支社の人員が充足したって。
ミンギュが言ってたから間違いないと思っ、」
JH「ここに来る？」
WN「…さぁ？笑」
ウォヌヒョンは何かを含んだように笑って、
ジョンハンさんが帰って
店長と入れ替えで夕焼けとともに出勤して来て
少し気だるそうなミンハオさんにこう話した。
WN「なんかさ、ジスヒョンが
向こうで会っちゃったんだって。」
MH「会っちゃったって……は？」
WN「連れて帰るって言うから、ミンギュに聞いてみたら
あいつ何聞いてるのかちょっと違う話してんの。」
MH「つまり、？……や、盗み聞き？笑」
CN「あ、えっと、その、これは、」
テーブルを拭く手が止まって
視線は2人の口元に集中してしまっていた。
WN「2人がくっついたってことは、
ジョンハンさんには言わないでね。」
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玄兎(プロフ) - リリィさん» 嬉しいコメントありがとうございます。作者のリアル大人の事情で更新止まっちゃってますがそのうち続き書きますのでお待ちくださいませ♪ (10月8日 10時) (
レス) @page18 id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 大人な事情とちょっとほろ苦い恋の味が綺麗に描かれていて好きでした。シュアもハニちゃんも好きな私からしたらとてもハッピーです。次回の作品も楽しみに待ってます！ (10月8日 3時) (レス) @page18 id: 4664616c0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玄兎
| 作成日時：2023年9月5日 11時
