秘密の恋 3

続クァンミンside ページ14

さっきの人、俺と似たヨンミンと間違えて話してるんだ。


俺が買いにいってる間に、Aがあの二人に絡まれたんだな？


うわ〜....俺女の子一人も守れないのかな。


ヨンミンがたまたまいて、助けたんだ。


チャリを漕いでるとクラスの友達がいた。

今日俺を遊びに誘ったやつらだ。

たしかこいつらはヨンミンと一緒に遊んでるはずなんだけどやっぱりヨンミンの姿はない。


友達「あれ！？クァンミン!!!」

「よう！！」

友達「なんだよ、Aちゃんはどうしたー？ヒューヒュー！★」


え？


「何でそれ知ってるの？」

友達「知ってるも何も、ヨンミンがお前たちの跡、つけようって面白がってたからずーっと見てたんだよー♪」


そーだったんだ。

だから俺が居ない時、絡まれたAを助けれたんだ...。


友達「でもそのヨンミンが急用みたいな顔していきなり帰っちゃったからさー(TT)」

友達「気づいたらお前とAちゃんの姿もないし、つまんなくなって俺たちも解散〜(笑)」


じゃあこいつらはヨンミンがAを助けたところは見てないんだ。


「そっかーー！じゃあな！みんな！」

友達「 「 「ばーいばーい」 」 」


もうスピードでチャリを家まで飛ばした。


でも家は真っ暗で鍵も掛かってる。

何度二人に電話を掛けても出てくれない。
Aは本当に気づいてないだけだと思うけど、ヨンミンに関しては明らかに俺の電話を切っている。

きっと怒ってるんだ、俺に。

当たり前だよな。


でも二人はどこ....？


「.........ぁ。」


思い当たるところはたった一つだった。


今すぐに俺はAのところに行きたいんだ。


どうか、あの場所であってほしい。


そう願ってまたチャリを飛ばした。

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