秘密の恋 3

クァンミンside ページ13

「(Aおまたせっ.....て...)あれ？A？どこ？」


さっきのベンチに戻ったらAの姿はなかった


「....ぇ？A？どこ？？」


周りを見てもどこにもいない。


「....あ！」


ベンチのそばにさっき俺の代わりってAにあげたピカチュウが落ちていた。


とりあえず電話を掛けるけど、出てくれない。


？「あれっさっきの怖い兄ちゃんじゃん？」

「え？」

？「あ、本当だ〜っ！！♪」


何だか訳のわからないことを俺に言ってくるチャラい男に絡まれる。


「あの、何のことですか？」

？「はぁ？さっき会ったろー」

？「それよりさっきの可愛い子どうしたのーー！？もう俺らが遊んじゃっていいのーー！？(笑)」

？「バカっ！こいつの彼女だって怒られたろ！」

？「あ、そっかーー♪」


コントみたいなことをしているチャラい二人。

てか、本当に分からない。


「あの、すみません。本当に分からないんですけど。」

？「はぁ？兄ちゃん若いくせに記憶力ねえのかよ(笑)」

？「さっきここで喧嘩しちゃったじゃーん♪俺たちー♪」

「え、ここって、このベンチですか！？」

？「そーだよ♪」


なんだか嫌な予感がする。


「あの、女の子が座ってました！？」

？「何回言えばいいんだよ(笑)女の子いたよ(笑)」

？「それで君がヒーローみたいに助けに来たじゃーーん？♪」


まさか、ヨンミン....？


？「あれ？でもさっきの兄ちゃんと髪の毛の色違うな....」

？「え？あっ！本当だ！え！？この短時間で黒に染めたの！？」


何だか話が読めてきた。


「すみません！ありがとうございます！！！」


俺はとにかくこの店から出てチャリを飛ばした。

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