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「失礼しまーす」
頭の上に飛んできたその声にドキ、とする。
顔を上げて目をやった先には、いつものようにパリッとスーツを着こなした深澤くんがいて、俺と目が合うなり口の形が「よお」と動く。
「おはようございます、深澤さん」
ミーティングルームに入ってきた深澤くんに気づいた海斗は、席を立ち、一礼した。
「そちらにどうぞ」とテーブルの向かい側に深澤くんを促し、それに従うように深澤くんが席に着く。
俺は立ち上がったばかりのPC画面を覗き込んで、海斗が用意しておいてくれた書類を広げた。
"広告代理店さん"を招いて行う何度目かの打ち合わせが、これから始まる。
「それじゃ、今日もよろしくお願いします」
「お願いします」
「えっと、早速ですが、前回ご指摘いただいた点なんですが......」
仕事モードの顔を突き合わせて、目を、耳を、全神経を集中させる。
この３人で走り始めた、俺や海斗にとっては初めての大きなプロジェクトも、そろそろ終わりが見えてきた。
「だいぶいい感じに修正してくださってますね。ね？海人」
「うん。めちゃくちゃ良くなってる。これでいいと思います」
「ありがとうございます。それでですね、映像と曲を合わせたものを用意してきたんで、ご覧いただけますか」
深澤くんがPCのキーボードを打ち、俺らに見えるように画面の向きを変えた。
これまで何度も打ち合わせをして擦り合わせてきたアイディアが、目に見える映像として形になり、画面の中に立体的に浮かび上がる。
やがて映像と同時に流れてきた音楽に、リズミカルなラップ調の歌声が重なってきて、俺は思わず「あっ」と声を上げた。
この声は......間違いない。樹くんの声だ。
「どう？なかなかっしょ？」
驚いている俺に向かって深澤くんが言った。
俺の反応を窺いつつも、どこか自信に溢れた目つきで。
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えみゅ(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます⭐️私もこのメンバーが好きで...またいつか書きたいなぁと思っちゃいました。虎といるときとはちょっと違ううみくん、かわいいですよね(^^) (4月30日 9時) (
レス) id: bb58f65b86 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！HGLのとくに好きな仲間たちだったので嬉しかったです☺️うみくんの後輩力は素晴らしいですよね！可愛がられる素質があるというか！そんな可愛らしさもお話にぴったりでした✨ありがとうございました！ (4月29日 10時) (レス) @page43 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみゅ | 作成日時：2024年3月7日 22時
