手掛かり ページ6
『ヨサナ、そろそろ眠らなきゃ』
YS｢まだ…ねむくない…もん｣
洗濯物を畳んでいる私の隣でずっと
お絵描きしてるヨサン
時計は9時をまわっていて
眠気を我慢しているのかたまに
目を瞑りながら絵を描いている
『ほら、お絵描きはまた明日にしよ』
YS｢うん…わかった…｣
ヨサンお気に入りのペンギンのぬいぐるみを
持たせてベッドに寝かせる
『また明日いっぱい遊ぼうね』
ベッドに横になるとすぐに眠りについたヨサン
ヨサンの寝顔は世界一可愛い
『可愛いなあほんとに』
ヨサンの柔らかい髪を撫でる
その時、私のポケットに入っていた携帯が鳴った
ヨサンを起こさないように部屋を出ると
電話に出た。
《もしもし、お母さん？？どうしたの？》
〈2人とも元気にしてる？〉
電話の相手はお母さんだった
家に帰れない間もお母さんは定期的に
電話をくれる。
《今さっきヨサン寝たよ。》
〈ヨサンもう寝ちゃったか〜声聞きたかったのに…〉
《もうここは夜9時だもん笑》
〈でも2人が元気なら安心した！！〉
《お母さん心配しすぎだって、私もう22歳なのに笑》
〈それもそうね笑〉
《あ、そういえば…》
〈どうしたの？〉
《私今日もまたあの夢を見たんだ》
〈あの夢？幼稚園の頃の話？〉
《うん。ねぇユノ君…まだ情報無いの…？》
〈うん…残念だけど何も話聞かないわ…〉
《そっか。ありがとう、仕事頑張ってね》
今までに何回この会話したんだろ
お母さんも何か手掛かりを探してくれているけど
12年間探して情報はゼロ。
『ユノ君、どこにいるの…』
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スリーズペン(プロフ) - ＼(^o^)／ ATEEZ好き 頑張ってください^^ (2021年9月4日 11時) (
レス) id: fdf6f0c470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こさめ | 作成日時：2021年9月4日 10時
