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episode.6「雨の墓地」 ページ10

〜〜〜



昼。




千「あれ?有葉ちゃん?」



昼ごはんだから有葉ちゃんを呼ぼうとしたら、そこに有葉ちゃんはいなかった。



悠「・・・有葉さんなら、今屋上にいます。」



千「あっ・・・、そっか。」



なら呼びに行かないと、と立ち上がり、ふと部屋を見渡す。



・・・ここは、今有葉ちゃんしか使っていない。



千「・・・・。」



棚の上の写真立てに目がいく。



写真には、少し拗ねたような顔をした、有葉ちゃんと・・・・、



千「・・・・先輩。」



見ているのも辛くて、屋上まで急ぐ。



・・・ここからだと、屋上ははしごを上がるだけだから、楽だ。



・・・相変わらず、雨が降ってる。



走って温室に入り、奥へ奥へと進む。



そして・・・・



奥にはこの世界には不釣り合いな、綺麗で色とりどりの花が咲き乱れていた。



その真ん中に、広いスペースがあり、2つ墓標がある。



その内のひとつの前に座り、彼女は手を合わせていた。



千「・・・有葉ちゃん。」



そう声をかけると、有葉ちゃんが振り向く。



有「・・・ご飯だよね?・・・今いく。」



ぱたぱたとパーカーの裾をはたいて、立ち上がった。



このお墓は、2つの派閥の前リーダーのお墓だ。


でも、それ以上のことは、私は知らない。


〜〜〜
エセ探偵ごっこがすき。

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作品ジャンル:ホラー, オリジナル作品
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作者名:白れん | 作成日時:2017年12月10日 12時

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