第20話 おまじない ページ27
四葉side
四「ん〜。は!朝だ!」
そっか。昨日、皆で課題頑張ったんだった。
上杉さんも、まだ寝てる…。
四「・・・皆、起きて!!」
六「きゃぁぁぁ!あ、四葉おはよう・・・。」
風「なんだよ…。」
二「はぁ。」
三「ん…よつ、ば。」
五「どうかしまし・・・たか。って、おはようございます。」
一「zzz」
四「ち、遅刻しちゃうよ!」
一・二・三・五・六・風「「・・・!!」
皆ったらお寝坊さんだな〜。なんて思ってたらもう準備万端?!
でも、私が少し走ると、皆を追い越せた。
四「早く行こっ!はい、ぴっぴー!いち、に。いちに」
風「お前のテンポで走れる奴なんているのかよっ!ぜぇぜぇ・・・」
四「もー先行ってますからね〜。じゃ、学校で!」
心臓の音がうるさいのは、急いで走ったせい・・・。
上杉さんは関係ない?
四「違う違う。関係ないよ…。」
靴と地面がこすれて鳴る音、車の音、私の鼓動。
______________________________
教室に入ると女の子二人が、話しかけてきた。
女A「ねえねえ、中野さんって今暇?」
四「あ〜準備が終われば…。」
なんだろう?そんなに話したことがない、吹奏楽部の子だった。
女B「中野さんの妹?かな。六桜さんの事で話したいの。」
二人は、女子グループ最大権力くらいのところに所属していた。
六桜をきっかけにリーダーが怒ってしまって、八つ当たりをされるという。
四「六桜は、怒らせるようなことしないよ。」
二人は顔を見合わせて頷いた。
分かってくれた・・・。
女A「中野さん、六桜さんの代わりをしてリーダーに謝って!!」
四「ええええっ!」
なななななんですとー!?
女B「このままだと、六桜さんの友達が部活で居場所無くなっちゃうかも…。」
女A「うちら、結構おしゃべりとかもしてるし〜。ハブられたみたいになっちゃたらさぁ・・・」
女B「ねぇ・・・。わかるでしょ?」
四「・・・。」
四「・・・分かりました!」
大丈夫、大丈夫。きっとうまくいく・・・。
女A・B「「ありがと〜!!」」
女A「リーダーお昼学食だから、探せば会えると思う。じゃ、がんば〜。」
四「うん!じゃあね・・・!」
大丈夫だから。
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お気に入りさん18人です(´;ω;`)
ありがとうございます!!
19,368 hit?!
よし、夏休みの目標は(どぅるるるるるるrバーン!)
「毎日更新!」続編行くかも。
これからも、よろしくお願いします!
38人がお気に入り
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世阿弥 - 面白いです!! 五等分ファンなので頑張ってください (2020年12月13日 17時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
自己満者 - はよう更新してやぁ〜…。続きみたいぃぃ! (2019年12月20日 19時) (レス) id: d3e66ded78 (このIDを非表示/違反報告)
タコス(プロフ) - 五月は敬語なだけであってお嬢様口調(ですわ)ではないです…。他は結構面白いです(>_< ) (2019年9月21日 6時) (レス) id: 275b083357 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2019年9月7日 21時