二番目に強いと言われる三年生。 (ページ14)

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何か物音が聞こえる。

『ぅ…』

目を覚ますと、ベッドの上にいた。

頭には冷却シートが。

なんでここにいるんだっけ…？
私五条先生に飛ばされた後どうなったんだっけ…？

ボンヤリする頭で考えていると横から声が聞こえてきた。

五「あ、起きたーー？体調ど？」

五条先生だ。
あの黒い目隠しの不審者みたいな格好じゃなくて、制服にサングラスという謎の格好。

『ボンヤリする。』

五「そっか。熱測ろうか。もうすぐ硝子が来ると思うからね〜。」

重い体を起こし、体温計を受け取り脇に刺す。

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

五「お？どれどれ…。39.5℃かー。さっきよりは下がったけどまだ辛いよね〜。」

すると、

家「おい五条。入るぞ。」

硝子さんが来た。

家「熱は測ったのか。」

五「うん。39.5℃だった。これでも一応下がってる。」

家「そうか、助かる。今からA診るからお前は部屋から出てけ。」

五「ここ僕の部屋だけど？？」

家「バラされたいのか。」

五「すいません。」

五条先生が出ていった後、硝子さんがこっちに来た。
色々診てもらった。(病院でするやつみたいな？)

『有難うございます…』

家「いや。なんてことないから気にするな。それよりこの風邪は大方疲れから来てるな。睡眠は大事なんだ。最低でも4時間は取れ。私でも取ってるぞ。任務も五条に押し付けてやれ。こんなにツメツメのスケジュールで過ごしてたらいつか死ぬぞ。」

『はい…』

家「よし、良い子だ。」

硝子さんはそう言って頭を撫でてくれる。

家「これは疲れから来たるようなもんだから解熱剤だけ出しておく。ゆっくり寝ろよ。」

そう言って硝子さんは部屋を出た。

そして言われたとおり大人しく寝ていると3日後には無事熱は下がり、元気100％になった。