先輩の彼氏、譲ってくれませんか3【瀬見英太】

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天「俺ってさー！ゲスモンスターだったよね！」

瀬「なんだよ急に！w」




瀬見さんはファッションモンスター()
これ言ったら頭ぐりぐりされそう←



ポケ◯ンみたいに略すなら、
ファショモン()


言いにくい却下←




あの後天童さんにご飯誘われたから来たものの
2人は盛り上がる一方で





白「(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい)」

川「(唐揚げ美味しい)」

五「(牛島さん…久しぶりに見る…)」

牛「(ハヤシライスはないのか…)」

獅「みんな食べろー(隼人の奢りだぞ)」

山「奢りだぞー(獅音の奢りだぞ)」







あー、んーと…
団結力あるんだかないんだかわからない()




もぐもぐとチャーハンを頬張る
すると横から手が伸びてきた





『なに？どしたの？』

白「…外行きたい」

『いいよ、行こっか』



コクリ、と頷いた賢二郎が可愛くて
よしよししたくなる衝動に駆られる



瀬「A、どこ行くんだよ」

『外の空気を吸いに』

瀬「早く戻ってこいよ！」

白「(母親かよ)」

『はーい』





お店の外に出ると空気が澄んでいて




白「っだぁぁあ、生き返る」

『賢二郎あーゆーとこ嫌い？』

白「あまり好みじゃない」

『げ、』

白「ん？」




賢二郎の後ろの道路から針子が歩いてきていた




『賢二郎！ど、どどどうしよう！』

白「どうしたんだよ」

『カクカクシカジカ』

白「んー、とりあえず来て」




手を引かれて電柱の後ろに隠れる




針「えー、英太くんじゃん！」



そういうと針子は扉の中に吸い込まれていった



白「あいつ？」

『うん』

白「瀬見さんって何であんなに絡まれるんだろ」



特にめんどくさい女、と付け加えてふふっと笑う
賢二郎、かっこいいんだけどすごい怖い←




白「心配しなくても瀬見さんはAだけだよ」




なんていう横顔がとても辛そうに見えた

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