先輩の彼氏、譲ってくれませんか3【瀬見英太】

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瀬「Aはどこの大学行くつもり？」

『Tokyo←』

瀬「え！？めちゃくちゃ遠いじゃんかよ！」




瀬見さんの部屋で私はベッドに寝転んで
盛大にくつろぐ←



一方瀬見さんは机に向かってレポート作成中






瀬「すっげぇ心配」

『お母さんですk…っわ！！』





思いっきり後ろから抱きしめられた
本当にびくりしたー()





瀬「遠距離になるじゃん」

『まぁ、そうですね』

瀬「耐えらんねぇよ、四年も会えないとか」





え、なにこれ可愛い()





瀬「あ、そういえばさ白布と川西と五色元気か？」




や、急に話切り替わりますよね！？
さっきまでのイチャラブムードどこいった←



『元気ですよ、かなり』

瀬「たまには部活行ってやらねぇとな」




うっし、と気合を入れて机に再び戻る瀬見さん
枕元には瀬見さんのスマホ




気になってそっと電源を入れてみる






『！？』





ホームの背景には私が笑った顔が()






瀬「高校最後の下校の時のやつ。
笑った顔がすっげー可愛かったから撮った」




机に目を落としたまま話し続ける瀬見さん
なんなの、君は本当に隠し撮りが好きだな





瀬「アルバムだけは見んなよ」




見んなと言われて、見ない人はいませんよね！





静かにアルバムを開くと
賢二郎が疲れ切って倒れ込んだ写真、

川西が扇風機の前でT◯Revol◯tionをしている写真
(後ろで賢二郎が冷たい目で見てるのも写ってる)

五色が牛島さんに絡んで完敗した写真、

天童さんのストレートヘアーの写真、









わー、後輩と友達想いだなぁ、
なんて思ってスクロールすると







『ぶぇっふっ！ゲッホゲホ』

瀬「大丈夫かよw」






や、だって自撮りするのはいいんですけど








いちいち服変えてモデルみたいに映らなくても()
この人家でファッションショーしてんのか！←







あ、瀬見さんのウインク画像()
LINEの自分のトークへ全てその写真を送信した←

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