先輩の彼氏、譲ってくれませんか3【瀬見英太】

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4月20日




今日は学校と部活が休みだったため
久しぶりに瀬見さんと会おうという約束をした



瀬見さんは午前中講義があるため
午後から会うことになっていたが




『待ち伏せするもんね』




大学の校門の前で待ち伏す私




出てきてびっくり！させちゃうぞ作戦だぞ←
なんてったって、早く会いたいって思うし()



あれから爽子ちゃんとは急に打ち解けて
それからというもの


紅「A先輩っ！クッキーです！」



なんて、差し入れくれたりね！
最初は毒が盛られてるんじゃないかって疑って


賢二郎に食べさせたよね！←
あとですっごく嫌な顔されたけどね！()




そうこうしてるうちにお昼過ぎになって
そろそろ出てくるかなって思ってると









瀬「あー！それ俺も好き！」

？「ほんと！？ほんと？！私もなのぉっ！」



おや？





瀬「声がスッゲェ好き！」

？「わかるわかるぅ！私もなのぉっ！」



あら？






瀬「分かってくれる人いて嬉しい」

？「うんうんっ！私もなのぉっ！」



えーと、
言葉のキャッチボールができない人かな？←

さっきの発言に対して「私もなのぉっ」て
おかしくない！？



いや、ウケるwwww




瀬「うぉっ！A！！」



睨み続けているとこちらに気づいた瀬見さんが
パタパタと走ってきてくれた



『お久しぶりです、瀬見さん』

瀬「お、おぅ///」



すると、後ろからやってきたケバい女()



？「英太くん、この子ダァレ？」

瀬「一個下の俺の彼女！かぁいいだろ！」

『こんにちは』

？「英太くん、彼女は私なのになんで？」

瀬「は？！」

『あ"ぁ？！』




ダメだダメだ、ドス効かさないようにっ…

系統的には爽子ちゃん寄りかな？←
でもこっちの方がめんどくさそう()



グッバイ、私の短かった平凡な日々…
またまた波乱の幕開けのようで

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