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1. f.u/j.i (女々しい) ページ1

「Aちゃーん!」
手をぶんぶん振るのはフジ。


『フジ大袈裟すぎ。』

そうからかうと、「もうっ、本当に心配したんだよ?」としゅん、とする。


『そうなの、ごめんね。』としゅんとしたフジの手を握る。


「Aちゃんが一人で来たいって言ったから...」
未だにしゅんとしてる彼。


いつもは家まで迎えにきてくれるフジ。

今日はそれを断り、行く途中にアクセサリー屋さんに寄ってフジにおそろいのネックレスを買った。

それをいつもお世話になっているから渡そうと思ったのだ。

『ごめんてば。』


「今回だけだからね...?」と聞くフジに『えぇー...』とからかうとまた、拗ねる。



「まあ、いいや...」と諦めるフジ。そして私の手の袋を「何持ってるの?」と指摘する。


『秘密...。』と言い、歩き始める。






カフェで休憩をとる。

紅茶とコーヒーを頼み、話し始める。

「今日どこいく?」とか、『あの洋服屋さん行きたいな。』とか、いつも通りの会話をする。


「あれ...」とフジが言い出す。

『うん?』と私が返事する。


「そのネックレス可愛いね。」と頭を撫でられる。


『そう?ありがと。』


少し照れくさい。このネックレスはフジのおそろいのやつだ...。そろそろ渡そう。


『ねえねえ 』と声をかける。


「ん?なに?Aちゃん。」


『あのね...』とさっきフジが指摘した袋をテーブルに乗せる。

「ん?」と不思議そうに見つめる。


『これね、いつもお世話になってるから、私のネックレスとおそろいの買ってきたの。』


「えっ、まじで?!」とびっくりされる。

『うん』、と返すと「開けてもいい?」と目を輝かせる。


開けるとなお喜び、それをつける。



「Aちゃんとおそろいだ...嬉しいなあ」と微笑まれる。


『恥ずかしいな』と照れると「かわいい。」と笑われる。




「そしたら今日はこれをつけて色んなところに行こうね。」


『うんっ。』



たまにはこういう日があってもいいよね、フジ。

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たわこ(プロフ) - *kiki*さん» はい、行きました!超楽しかったです...!そういえばそうでしたね。大阪行こうと思っている学生さん達はめちゃくちゃ急いで制服のままいく子も居て大変そうでした...。部活で行けないって辛いですよね。笑 (2016年9月7日 7時) (レス) id: 2116637bf5 (このIDを非表示/違反報告)
*kiki*(プロフ) - たわこさん» いえいえ!ありがとうございます!わくバン行ったんですか!うらやましい…大阪行こうと思ってたんですが、まさか平日とは…部活ェ… (2016年9月7日 5時) (レス) id: b793bd4167 (このIDを非表示/違反報告)
たわこ(プロフ) - *kiki*さん» たいへん遅れてしまい申し訳ありません!更新させて頂きました...!!! (2016年9月6日 15時) (レス) id: 2116637bf5 (このIDを非表示/違反報告)
*kiki*(プロフ) - あ、マジですかwありがとうございます!よろしくお願いしますー! (2016年8月28日 11時) (レス) id: b793bd4167 (このIDを非表示/違反報告)
たわこ(プロフ) - *kiki*さん» kikiさん!はじめまして!貴方様のせらさんの小説読まさせてもらってます...!更新待ってます!*(^o^)/*了解しました!書かせていただきます~!コメント有難う御座います!嬉しい!笑 (2016年8月28日 10時) (レス) id: 2116637bf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たわこ | 作成日時:2016年8月7日 6時

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