◆5◆ ページ5
潤「ただいま。」
和「お帰り潤くん。蕎麦粉買えた？」
潤「うん。
商店街のいつもの店で揃えられたよ。」
和「ヒナんとこか…世話になってるなぁ。」
松本を玄関で出迎えたのは手伝うと返事をしてくれた二宮。
和「あっそうだカズ…これ後でで良いから直せ
る？」
和「どれどれ？
…ああ歯車がずれちゃってるんだね。
これなら簡単に直せるよ。」
潤「良かった…子供に頼まれちゃって断れなく
て。」
和「ふふ。潤くんのそういうとこ好きだよ。
顔に似合わず優しいんだから。」
潤「…顔に似合わずってどういうことだよ。」
和「ほらほら 蕎麦作らなきゃ。ね？」
松本の少し怒ったような顔にまたクスクスと笑いながら二宮はキッチンへ戻っていく。
翔「じゅーん…腹減った。」
潤「…ただいま翔くん。
辛い仕事から帰って来た俺にそれ以外に言うことないの？」
翔「…蕎麦まだ？」
疲れた顔をする松本に お帰り も言わずに蕎麦をねだる櫻井に冷たい視線を投げ掛ける二宮。
和「そんなに食べたいんなら翔さんも手伝いな
よ…」
翔「俺は不器用だから無理っ！」
いっそ清々しい程の笑みで言ってのける。
和「ったく…」
潤「まぁそれが翔くんだから。笑」
櫻井は自他共に認める不器用さを誇るため一切の料理をさせてもらえない。
一度ふざけて二宮が櫻井に包丁を持たせたが…
すぐに取り上げる事態となった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とも(プロフ) - こちらからもこんにちは。続きが…めちゃくちゃ気になります。楽しみに待ってます。 (2020年6月7日 14時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 作品見つけ楽しく読ませてもらってます(笑)台詞の前にメンバーだけでも名前あったら良いかな…って思ってしまいました。続き楽しみにしてますね (2016年1月4日 20時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫苑
| 作成日時：2016年1月1日 21時
