◆16◆ ページ16
雅｢ねぇ潤ちゃん…オレたち状況が良く分かって無いんだけど説明してくれない？」
松本を除く4人の気持ちを代弁した相葉の言葉にすっかり自分の世界に入っていた松本がハッと我に返る。
雅｢ヘラって…あの人口調整とかをしてる管理人工知能と関係あるの？」
潤「うん…元々のヘラは俺が研究所にいた時の子守り替わりの人工知能なんだ。
俺がある程度大きくなったときに色々とプログラムを書き換えたり書き足したりして今のヘラになったんだよ。」
和「…潤くんはそのヘラとゼウスを元にその他の全ての都市機能を管理する人工知能を造ったんですよ。」
松本の説明を二宮が引き継ぐ。
潤「でも…ヘラが何でここにいるの？」
『昔と同じことをしているのですよ。
Jを育てていたHera2.0verが一時的にこの体にコンバートされ今はこの子を育てているのです。』
翔「Hera2.0verをわざわざコンバート…？
そんな手間のかかる事を連中がなぜ？」
『それはカケル…貴方ならば良く解る筈では？』
ヘラにカケルと呼ばれた櫻井が冷たい目で彼女を見る。
翔「今の俺の名はカケルじゃねえよ。
まぁ…アンタの言う通り確かに連中の考えがわかっちまう自分が嫌になるな。
さしずめその子供も天才とやらで俺達が施設を脱走するときに俺と潤が仕掛けたシステムコードを解除させようとしてるんだろ？」
いつになく乱暴な口調でそう吐き捨てる櫻井を大野が心配げに見つめていた。
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とも(プロフ) - こちらからもこんにちは。続きが…めちゃくちゃ気になります。楽しみに待ってます。 (2020年6月7日 14時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 作品見つけ楽しく読ませてもらってます(笑)台詞の前にメンバーだけでも名前あったら良いかな…って思ってしまいました。続き楽しみにしてますね (2016年1月4日 20時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑
| 作成日時：2016年1月1日 21時
