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潤「もう一度言う。
くだらない話してるならさっさとレポート挙
げろ。」
特に朝が弱い彼を朝怒らせると通常の5倍恐いと言われている通りその迫力は凄まじい。
「「はい！すいませんでしたっ！」」
学生達もそれを良く分かっている為に素早くレポート書きに戻る。
その様子を見てふっとため息を一つついた松本のポケットで携帯が震える。
ディスプレイに表示された名前を見て松本は微かに頬を緩めた。
そして通話ボタンをタップすると先程とはうって代わった優しい声で話し出す。
潤「もしもし 翔くん？どうした？」
翔「…蕎麦食いたい。」
潤「は？」
翔「蕎麦食いたい。」
それだけを繰り返し言うと電話は切れた。
櫻井翔という名前のこの同居人は作家という仕事柄締め切りに追われることが多い。
そして精神の限界に陥るときまって松本に好物の蕎麦をねだる。
このご時世に蕎麦…正直面倒臭い。
そう思いながらも彼の頼みを断る気にはならないのは…彼に頼ってもらえるのが嬉しいからに他ならない。
たとえその頼み事が食事に関してのみだとしても。
念の為に､と松本は他の同居人にもメールを送る。
潤[文豪の禁断症状が出たようです。
今夜は蕎麦を打ちます。]
するとすぐに返信が届く。
智[うん 分かったー]
雅[りょーかいっ！]
和[じゃあワタシも早く帰って潤くんの手伝いを
します。]
三者三様の返事に軽く笑うと松本はまた表情を引き締め学生達のレポートの添削を始めることにした。
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とも(プロフ) - こちらからもこんにちは。続きが…めちゃくちゃ気になります。楽しみに待ってます。 (2020年6月7日 14時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 作品見つけ楽しく読ませてもらってます(笑)台詞の前にメンバーだけでも名前あったら良いかな…って思ってしまいました。続き楽しみにしてますね (2016年1月4日 20時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑
| 作成日時：2016年1月1日 21時
