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効き目 [J side] ページ13
レコーディング前日の今日は5人での久しぶりの収録。
「おはよー♪」
そう言って楽屋に入ると翔くんが驚いた顔で俺を見る。
昨日用事があってメールをしたときに声が出ないと伝えていたからだ。
あののど飴の効き目は確かだったようで俺の喉はすっかり治っていた。
「喉治ったの？ 良かったね
夜遅かったけど病院にでも行ったの？」
「いや 貰ったのど飴なめたら治った 笑」
「誰に貰ったの？」
今ここでそれを聞くか？
「べ 別に誰でも良いだろ！
ただの知り合いだよ！」
「ふーん……
その知り合いって潤が最近機嫌良いのに関係あるの？笑」
「…… 俺ってそんなに分かりやすい？」
「ふふふ 長く付き合ってるからな」
それだけ言って翔くんは新聞に目を戻した。
「おはよー！！」
その後残りの3人が楽屋に入ってきたのでその話しはおしまいになった。
俺はすぐに顔に出るらしい。
反省しよう。
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作者名：紫苑
| 作成日時：2014年8月5日 17時
