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Another story 3 ページ32

ミナ side



ツウィといる事が多くなってから
自然と前までの悲しい気持ちは無くなっていって
少しずつ、ツウィに惹かれている自分がいた。


こないだまでAのことを引きずってて
あれだけ悲壮感に駆られてたのに


もう他の人を好きになってるって
自分はどれだけ軽い女なんだろう。





私の思いを伝えると
きっとツウィは軽蔑するだろうな。




ツウィに嫌われたくなくて
私は自分の気持ちを隠そうとした。



でも、そんな事出来っこなくて
すぐに顔や行動に出てしまいそうで
ツウィと距離を置いて歩く事にした。
私の顔が、見えないように。



不意に後ろを振り向くと、暗い顔をしたツウィ。



それはカフェに着いてからも同じで
私の話を聞いて頷いたりしてくれてるけど
どこか上の空で他のことを考えてるように見える。
それに、ちょっとだけ悲しそうな顔してる。



ミナ「ツウィ、今日なんかあった?」
ツウィ「え?」
ミナ「なんか顔色あんまり良くないし、その……無理して笑ってるように見える。」
ツウィ「そうかな?私オンニといる時はわりとテンション高めなんだけど…そう思わせちゃったなら、ごめんね。」
ミナ「あ、ううん、それは全然良いんだけどさ。何かあったら言ってね。私じゃ頼りないかもしれないけど。」
ツウィ「うん、ありがとう。」



私といる時はテンション高いって言われて
ちょっと嬉しくてニヤけちゃいそうだった。


でも、ありがとうって言いながら悲しそうに笑うツウィをほっとけなくて




ミナ「よし!ツウィ、夜景見に行こっか!」
ツウィ「え、なんで??(笑)」
ミナ「私が夜景見たいから!(笑)いこっ!!」
ツウィ「いいけど、まだ16時だよ?まだ全然暗くないけど…」
ミナ「じゃあ暗くなるまで待とう!(笑)」
ツウィ「なにそれ、(笑)」
ミナ「あ……やっと笑った。」
ツウィ「え?」
ミナ「ううん!さ、行くよ!」





そう言って移動した先は、小さな丘の上。
あまり人気はないけど夜になるととっても綺麗な夜景が見れる、私だけの秘密の場所。


移動しただけで外はすっかり暗くなって
ビルの光や月の光が、黒い空にくっきり浮かぶ。




ツウィ「綺麗……」
ミナ「でしょ?私、悩みがあったら絶対ここに来るんだ。なんか夜景見てたら落ち着く気がして。」
ツウィ「…そうなんだ」
ミナ「うん。……どう?落ち着く?」



ツウィはしばらく黙ってから
私の方を向いて、少し涙目で話し始めた。

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パスタ好きのさらさん(プロフ) - 完結おめでとうございます!これからも応援してます! (2018年6月22日 7時) (レス) id: 0a644f3842 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - お大事にリクエストいっぱいかいてすみません (2018年6月19日 14時) (レス) id: ac353e5ac0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 堕天使さん» たくさんのリクエストありがとうございます!短編集で反映させていただきます!この作品で反映できなくてすみません(´;ω;`)これからもよろしくお願い致します。 (2018年6月18日 21時) (レス) id: 516fb7033f (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - TWICE 全員と短編集でつきあわせて (2018年6月18日 18時) (レス) id: ac353e5ac0 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使 - リクエストサナとデート (2018年6月17日 0時) (レス) id: ac353e5ac0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年4月17日 1時

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