動く ページ18
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出かける予定時間までに
なんとか顔面のシワが落ち着いた。
…うつ伏せで寝るもんじゃないな…
そんな事を思いながら家を出て
地下鉄への道の逆を行く。
角を曲がった先、Aの家のそばまで行ってまた、2階を望む。
何が分かるわけでも、変わるわけでもないけど
何かしないと居られなくて…。
少しの間、Aの部屋を見上げて
そして地下鉄へと向かった。
開店間もないカフェに行って、シムの動向を確認しなくては。
10時5分にはカフェに到着し、店内へ進む。
「いらっしゃいませ…あ、こんにちは」
昨日の店員が迎えてくれたから
俺はすぐさま本題を切り出した。
「すみません、シムさんは今日出勤ですか？」
「え？ああ…はい。中番なので…昼くらいには来ますけど…？」
「ありがとう！
あの、俺はチョンといいますが、聞きたいことがあるんで…勤務時間内に一度伺います、とお伝えください」
「かしこまりました」
なんとなく、今までと雰囲気の違う落ち着いた彼女の対応を感じながら俺はカフェを後にする。
落ち着かないまま大学に向かった。
今日のサークルは午後からだから随分と時間が余る。
何かしていないと辛くて
体育館の隅を貸してもらって1人、身体を動かしていた。
すると、バスケ部の連中やバレー部の連中に声をかけられて
「ユノさん！一緒にやりませんか〜？」
少しの間仲間に入れてもらったりした。
「お前…何部の人間だよ…」
がむしゃらにバスケのゲームをやって汗だくになってへたった俺を
はるか頭上から呆れ顔で見下ろす拓海。
「…はは。
何も考えずに動くのってやっぱ、楽しいなぁ！」
仲間に入れてくれた皆にお礼を言って、拓海と二人で一度体育館を後にした。
「飯まだだろ？」
「…ああ。お前も？学食行くか？」
「そーだな。学食のおばちゃんに会うのも後数日だしなぁ」
「別に学生じゃなくても入れるじゃん」
「さすがに勤め始めたらなかなか来れねーじゃん？お前はまだ学生だけどさ〜」
「ああ、まあな。たしかに」
二人で学食へ入ると、他にも数人サークル仲間が食事中だった。
「お！ユノ〜！拓海〜！こっちこっち！」
呼ばれて進んでいくと
皆の陰に隠れて見えていなかったマネージャーがそこにいた。
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ゆうの(プロフ) - とらさん» はい！もうすぐです！卒業式のあと、ヒロインが謝恩会に来ないことを知った時のユノの行動がターニングポイントになります！あと一息だあ〜〜！ (2016年11月2日 18時) (
レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
とら(プロフ) - 卒業式もすぐだから、いい方向に向かっていきますように。マネには同情なんて絶対しないぞぉ！！ (2016年11月2日 15時) (レス) id: 967f0a93b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさん、お返事遅くなりました^_^; マネは裏で慌てまくってますよ！ (2016年11月2日 8時) (レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - マネよ…慌てて苦しめばいい(*｀艸´) (2016年10月30日 20時) (レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - みかさん» お返事遅くなりました〜〜m(_ _)m シムは秘かに影で暗躍してます！！ (2016年10月30日 16時) (レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2016年9月19日 1時
