壮行会 2 ページ5
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「まったく…！自分がリア充だからって勝手にカップルにしないでよね！私にだって選ぶ権利はある！」
「それはこっちのセリフだ！」
鼻息荒く、定位置に収まる高杉くんと涼音。
私の前に高杉くんが座り、その隣には涼音。
この並びで座るのも今日で終わり…。
そんな風に考えると胸の奥が少し苦しくなるから
なるべく明るい話がしたい…。
「ふ、2人は本社勤務だからまだこ、ここに通えるんだよね、い、いいなぁ」
花凛の言葉に
「こっちに来ることがあったら連絡ちょうだいよ！
その時にはまた、来よう！！」
涼音がニッコリと笑う。
「そうだね。そっちこそ、札幌来ることがあったら教えてよ？
連れて行きたいお店は山ほどあるから！」
私の言葉に涼音の瞳が輝いた。
「あ！行きたい行きたい！北海道は絶対行きたいんだよ〜〜！
楽しみ〜〜！先ずは夏休みかなぁ？！ね！」
そう言って涼音が高杉くんをみるから
「あー…次にまとまった休みが取れるのって考えたらまぁ、そうかなぁ……
…って、なんで俺も一緒になってんだよ」
当たり前のように進む話に思わず笑ってしまう。
「あ、ごめんごめん。すでに女子会の仲間の1人みたいに考えてたわ」
悪びれない涼音の言葉にため息を漏らす高杉くん。
「お前な…。
お前らとつるむようになってから全くモテなくなっちまったんだからな！
なんか、妙に親しみやすいだか、話しやすいだかって側には来るけどどうも男としてみられてないって言うか…」
「そ、そうだね。初めの頃のた、高杉くんってちょっとち、近寄りがたい雰囲気あったけど…
話してみたら普通のひ、人だもんね」
「…普通の人ってな……」
花凛…。
微妙に傷口に塩を塗り込んだような…
「私のせいにしないでよね！
あんたが側にいたくて勝手にくっついてきてるだけでしょ！！」
「…なっ…！」
「え？」
涼音の言葉に
目を丸くする高杉くんと、私。
「え？やっぱりそうなの？」
思わず高杉くんを見ると
「…ばっ……。こっ、好みが似てんだから仕方ねーだろ！
ヤローと行けば直ぐに飲むだけになっちまうし、
下手に女と行っても食よりムードとかそっち重視になっちまうし…！」
珍しく赤い顔して慌てる高杉くんと
「…あー…はいはい。そうね〜、そうでしたね〜」
なんだか棒読みの涼音。
に、食ってかかりそうな高杉くんをみていると
やっぱりお似合いじゃない？
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かえる(プロフ) - 手を繋いでの映画鑑賞ですか？ムフフフフ♪確かにラブストーリーは観れないですよね〜( 〃▽〃) (2018年6月20日 3時) (
レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ホラーに打ち勝とうとしてますよ、かえるさん。^_^;荒療治ってやつですかね！ (2018年6月19日 9時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あれま…ホラーダメなのか…φ(．．)映画館で叫んだり目を背けたりする姿もまた愛しく思うから大丈夫♪大丈夫♪新たな一面発見！って嬉しいもんですよね〜 (2018年6月4日 22時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» どういうデートが正解なんでしょうね〜！とりあえず、どんな映画を見るんでしょう、2人は。(*^^*) (2018年6月3日 14時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - キャー( 〃▽〃)デートしてますよ♪ (2018年5月30日 4時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2017年10月15日 20時
