ヴィクトリア8…YN ページ10
✴
俺に差し出されたドリンクに口をつける。
「…あっ！これ…！」
昨日も飲んだアレだ！
「知ってた？苺のシャンパン！
いつか来てくれるかなぁ〜〜って思って準備しておいたのよ〜〜」
目の前のママさんが、しなを作って嬉しそうに笑う。
「…え？」
思わず目が丸くなる。
「…あなたがアルコールにあまり強くないことと、苺が大好きなことはAさんから聞いてわかってます」
隣のシムがそう言いながら
カラになったビアジョッキをママさんに差し出して俺を見た。
「…え、あ、そ…う」
Aは一体、俺のことをどこまで話してるんだ…？
不安な気持ちが顔に出たのか、俺の顔を見たシムはクスリと笑って
「Aさんと同じ顔してるし」
そう言って
「恐らくあなた自身も忘れているような事まで知ってますよ、俺たちは」
「そうね〜〜！酔っ払ったAちゃんはもう、すっごいお喋りだったわね〜〜！」
ママさんも一緒になってニヤついている。
「……………」
確認するのもなんだか怖い…
「あ、因みに何を話したかをAさんに聞いても無駄ですよ？
ほぼほぼ覚えていないようなんで」
「えっ…」
「えっ？！そうなの？！」
驚く俺の言葉とママさんの言葉が被った。
「あらまっ！じゃあある意味チャミナと私って、Aちゃんとどんちゃんの秘密を握っちゃってるわけね？！
ヤダもう！どうしましょう！」
そう言いながら、赤くなった頬を抑えてもじもじする。
「余計なものは握らないようにね〜〜！」
背後のお姉さまがたからヤジが飛び
「何言ってんのよ！チャンスは逃さないわよ〜！」
なにやら手をニギニギしながらのママさんの言葉に
俺の顔が赤くなるのはきっとシャンパンのせい。きっとそのせい…！
「…22の男の反応じゃあないですね。一体あなたどこまでウブなんですか」
ママさんからおかわりのビアを受け取って、これまたグイッと半分まで飲んだシムが
ちらりと俺を見てそう言う。
「……！」
「本当よね〜〜！Aちゃんの話ではものすっごいモテまくってるって聞いてたし、
こうやって目の当たりにして確かに納得だしぃ…
よりどりみどりなんだからこれくらいの事では動じないでしょ〜〜普通！」
ママさんの言葉に、背後におとなしくしていたお姉さま方がまた、俺の周りに集まり始めた。
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» が、頑張ってみますね、かえるさん…！私の精一杯！！(でもないかな)^_^; (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ユノだからどんな甘々な言葉でもＯＫなんですよねぇ〜(*>∀<*)ドンドン言ってもらいましょう！！！ゆうのさん…お願いしまっす (2017年10月15日 17時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いやぁ〜〜(*´ー｀*)自分で書いててむず痒いです。ユノだから言わせることができる……。ユノだから(←ここ大事) (2017年10月15日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 実物はもちろん、やっぱりユノってかっこいい〜( 〃▽〃)『抱きしめておきたい…』朝からもう胸キュンキュンなんですけどぉ〜 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» ちょっとしたストレスを妄想で発散しました！！！なんか、いいやつばっかだね〜〜^_^; (2017年10月13日 18時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年6月9日 18時
