ヴィクトリア20…YN ページ22
✴
「俺は別に何もしてねぇけどな」
シムの目の前でぐいっとグラスを傾ける工藤さん。
シムはそんな工藤さんを恨めしそうに見るけど、彼は一向に気にする様子はない。
「ま、予想以上の仕上がりだよな！
韓国で見た時もなかなか可愛い顔してるとは思ったけど、ここまでハマるとは思わなかった！
いやぁなかなか良いもの見せてもらったよ」
そう言ってニカッと笑う。
「ところで工藤ちゃん！チャミナの何を知ったのよ！！今後のためにも教えてちょうだい！！」
ママさんが工藤さんににじり寄るのを見たシムが慌てた。
「ちょっと…！ヒョン！」
「ヌナっ！！」
「ぬ、ぬな…！これは工藤さんと俺の話であってヒョ…ヌナは関係ないでしょう！」
「保護者としては何があったのか知っておかないとだわよ！」
「あっ！こんな時ばっかり普通に保護者のフリして…！」
「ふりってなによぉ！！いつだって私はチャミナのヌナよ？！」
「戸籍上は叔父じゃあ！！」
「あっ！可愛くないわね！法律を笠に着てヌナをやり込める気っ？！」
「慣用句の使い方を間違ってます！いつ俺が権力を振りかざしたんですか！！」
「法律なんて国家権力の最たるものじゃないのよっ！！
もう、絶対工藤ちゃんから聞き出してやる！！」
「あっ！俺がなんのためにこんなびらびらしたドレス着たと思ってるんですかっ！！
余計な事するとただじゃ済まねーっすよ！！」
「ねえ！工藤ちゃん！一体チャミナのどんな秘密を握ってるの？！」
「あっ、ちょっと、俺の話スルーすんじゃねぇ！！」
「長い付き合いじゃないのよ、工藤ちゃん！触りだけでもいいから教えて〜〜？」
シナを作るママさんと、
そんなママさんと工藤さんの間に必死に割って入るシム。
いつしか店内のお姉さまも客も、視線はこの2人に集中していた。
俺は
俺も、
密かにシムの秘密が知りたくて、心の中でママさんへエールを送る。
(シムに知られたら俺の明日は無いかもしれない……)
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» が、頑張ってみますね、かえるさん…！私の精一杯！！(でもないかな)^_^; (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ユノだからどんな甘々な言葉でもＯＫなんですよねぇ〜(*>∀<*)ドンドン言ってもらいましょう！！！ゆうのさん…お願いしまっす (2017年10月15日 17時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いやぁ〜〜(*´ー｀*)自分で書いててむず痒いです。ユノだから言わせることができる……。ユノだから(←ここ大事) (2017年10月15日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 実物はもちろん、やっぱりユノってかっこいい〜( 〃▽〃)『抱きしめておきたい…』朝からもう胸キュンキュンなんですけどぉ〜 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» ちょっとしたストレスを妄想で発散しました！！！なんか、いいやつばっかだね〜〜^_^; (2017年10月13日 18時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年6月9日 18時
