ヴィクトリア12…YN ページ14
✴
カウンターに残されたシムと俺。
改めてゆっくりと店内を見回した。
雑多な印象だけどなんだか落ち着く。
なんだか
あったかい。
Aは…
Aも…
ここで癒されていた…？
Aが辛い時
この場所が癒しになっていたんなら……良かった…
「…楽しそうでしたよ？Aさん」
「……え？」
「一番最初に来た時は大泣きでしたけどね。
大泣きして、あなたの事を散々愚痴って、飲んで、また泣いて…」
…誕生日のあの日…か…。
「その後も…
楽しそうにしたり、
あなた絡みで大泣きしたり、
忙しかったけどでも…楽しそうでした…」
…そうか…
「…本当にありがとう…」
Aの側に居てくれたことに
心の底から感謝する。
シムがいなかったら
Aがその手を差し出したのがシムでは無かったら…
今のこの結果は無かったかも知れないんだ…。
感慨深く、手元のグラスの泡を見つめた。
「あーら！もう2杯目飲んじゃったの？！」
カウンターに戻って来たママさんが、シムの手元の空になったジョッキを見て、目を丸くする。
「今日は彼の奢りですから」
そう言って、チラリと俺を見た。
「えっ……………！！」
思わず声が出て、素早く財布の中身を思い出す。
色々世話にはなってるし
支払うことでママさんへのお礼にもなると思えばもちろん奢りたいとは思うけど、
とりあえず持ち合わせがあるか不安だ。
「あっらぁ、いいわよぉ！会いたかったどんちゃんに会えて幸せだから今日は私の奢り！」
ママさんがそう言って笑う。
「あ、いえ、もちろん支払いはします！
もともとお礼が言いたくて連れてきてもらってるんですし…
ただ、バーでの代金を払えるほど持ち合わせがあったかちょっと心配で…」
そう言いながら、財布を取ろうと動いたら
ママさんがそんな俺の腕を止める。
「どんちゃんには今度、Aちゃんときてもらった時にカッコよく支払ってもらうから！ね？」
そう言って笑った。
「…ありがとうございます」
居心地の良い店で
居心地の良い人たち。
Aは俺と離れている間も
温かい人たちに囲まれていたんだな、とホッとした。
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» が、頑張ってみますね、かえるさん…！私の精一杯！！(でもないかな)^_^; (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ユノだからどんな甘々な言葉でもＯＫなんですよねぇ〜(*>∀<*)ドンドン言ってもらいましょう！！！ゆうのさん…お願いしまっす (2017年10月15日 17時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いやぁ〜〜(*´ー｀*)自分で書いててむず痒いです。ユノだから言わせることができる……。ユノだから(←ここ大事) (2017年10月15日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 実物はもちろん、やっぱりユノってかっこいい〜( 〃▽〃)『抱きしめておきたい…』朝からもう胸キュンキュンなんですけどぉ〜 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» ちょっとしたストレスを妄想で発散しました！！！なんか、いいやつばっかだね〜〜^_^; (2017年10月13日 18時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年6月9日 18時
