ヴィクトリア22…YN ページ24
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「…なあんだぁ！そんなことだったのぉ？！」
倒れ込んだシムに手を貸して起き上がらせるママさんが、呆れた顔で言う。
痛めた鼻を撫でながら、ゆっくりその身を立て直すシムは憮然としていた。
「覚えてねぇだろ？」
脱力したのか、ドレス姿だと言うのにその場で胡座をかいて座り込んだシムの顔を覗き込むように工藤さんが聞いた。
「……記憶にないです」
面白くなさそうに口先を尖らせるシム。
姿が姿なだけに
拗ねた女の子みたいに見えるぞ…。
「だっらしがないわねぇ！チャミナ！
カクテルの一気飲みくらいで記憶なくすなんて！」
呆れるママさんの言葉に
「…仕方ないじゃないですかぁ…
まさか俺にアルコールを勧められるとは思ってなかったんですから…」
バツが悪そうに頭をかくシムを弁護するように工藤さんが口を挟んだ。
「そりゃそうだよなぁ！
高校に入ったばかりの天下のシム家御曹司にアルコール手渡すなんて、まず思わねえもんな！」
「そのウェイター叱られたでしょうねぇ！！」
「まぁなぁ。でも仕方ねぇな！少なくとも御曹司の顔くらいはちゃんと知っておくべきだからな！プロとしては！」
話の盛り上がるママさんと工藤さんの横から
シムに手を差し出す。
一瞬目を丸くしたシムは
それでもおとなしく俺の手を取って立ち上がる。
「…もう脅されるネタは無くなったんですから着替えていいですよね？」
「えー？！脱いじゃうのー？！」
「あったりまえです！歩きにくいことこの上ない！」
「いいけどぉ…じゃあじゃあ！脱いじゃう前に撮影会やっちゃお！」
「はあぁっ？！」
ママさんの提案に、思いっきり口が開いて呆れ顔になったシム。
「こんな姿残したいわけないじゃないですか！」
「それくらいいいじゃないのよ！だってもう2度と着てくれないでしょ？」
「あったりまえだー！！」
「じゃあいいじゃないのぉ〜〜」
「断固お断りします！！」
「チャミナのケチ〜〜！工藤ちゃん！他には何かないの？！チャミナの弱点！！」
ママさんが工藤さんに助け舟を求める。
すると工藤さんは
「ん？ん〜〜…ない…こともねぇけどな」
また、顎に手を当ててポツリとそんなことを言った。
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» が、頑張ってみますね、かえるさん…！私の精一杯！！(でもないかな)^_^; (2017年10月15日 20時) (
レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ユノだからどんな甘々な言葉でもＯＫなんですよねぇ〜(*>∀<*)ドンドン言ってもらいましょう！！！ゆうのさん…お願いしまっす (2017年10月15日 17時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いやぁ〜〜(*´ー｀*)自分で書いててむず痒いです。ユノだから言わせることができる……。ユノだから(←ここ大事) (2017年10月15日 8時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 実物はもちろん、やっぱりユノってかっこいい〜( 〃▽〃)『抱きしめておきたい…』朝からもう胸キュンキュンなんですけどぉ〜 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 26c1b93e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» ちょっとしたストレスを妄想で発散しました！！！なんか、いいやつばっかだね〜〜^_^; (2017年10月13日 18時) (レス) id: 58e1bcc9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2017年6月9日 18時
