聞きなれない言葉 ページ43
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あまりに真っ直ぐそう言ってくれるので
思いっきり赤くなる私。
ユノ以外の人のストレートな感情をあまりに受けたことがないから…
とても新鮮というか…
すごく恥ずかしいというか…
ニコニコの拓海くんは
「入学式の日は、本当にありがとうございました」
そう言って深々と頭を下げた。
目の前の男性に、テーブルに額がつくほど頭を下げられる、なんて
とんでもない状況に慌てる。
「あっ、 そんなっ…！
目の前にいたら誰でも同じことしますよ！
頭あげてください！」
拓海くんはニッコリしたまま顔を上げると
「やっと言えた！」
そう言ってまた、くしゃっ…と柔らかい笑顔になった。
「でね、ここからが一番肝心なんだけど」
拓海くんが真顔になる。
「はい」
私も姿勢を正す。
「Aちゃん、俺と付き合わない？」
「はい。
……えっ…、はっ？はいぃっ？？！」
ついつい流れで返事をしてしまってから
拓海くんの言葉を理解して
頭の中がクエスチョンマークだらけになった。
なん…
なんて？？？
「ぶっ…！」
拓海くんが思いっきり吹き出した。
「そんな落ちそうなくらい目ぇ見開かなくたっていーじゃん〜！」
「え…あ、はい…すみません…」
「そんな驚く？
…まぁ、驚くかぁ〜」
至って呑気な拓海くん。
「おっ、驚きますよっ！
だ、だって拓海くん、私のこと知らないですよね？！」
「え？ちゃんとAちゃんってわかってるよぉ？」
「そうじゃなくって！
性格とか、人となりというか！
わ、私だって拓海くんのこと知らないしっ！」
「ああ、確かにそういう意味ではわからないけど…
でも俺、4年前にAちゃんに一目惚れしてるからね〜」
慌てる私に向かって
拓海くんはあくまでもマイペースに言葉を続けた。
「……はい……？」
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ゆうの(プロフ) - ちゃっぴーさん» コメントありがとうございます(*^^*) ああ、そんなこともありましたねぇ。(遠い目) これからもよろしくお付き合いくださいませ！ (2016年8月23日 6時) (
レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴー(プロフ) - ふふ、Box in the shipでのメンバーとのイチャつきを思い出してしまいました。あ、はじめまして。こちらの作品いつも楽しんでキュンキュンしながら読ませていただいております。これからも楽しみにしていますね。 (2016年8月23日 3時) (レス) id: c62f0fa1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かのかさん» コメントありがとうございます(*^^*) 私もたまたまやりたいことを見つけただけですよ〜。無理はしなくていいと思うけど、見つかったら教えてくださいね！ (2015年7月22日 14時) (レス) id: 216033f460 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - なんと、まったく同じように感じてまして、でも、同じでないのは自分のためになにか！がまだないこと。ホントだ！やらないと！自分のために使う時間だ！まずなにやるか決めよう！ (2015年7月21日 23時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - saranさん» コメントありがとうございます(*^^*) 皆がそれぞれの場所で頑張っていれば、胸を張った再会ができますよね(*^^*) お互いに頑張りましょう！そして、今後ともよろしくお願いします！m(__)m (2015年7月21日 14時) (レス) id: 216033f460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2015年2月18日 22時
