チャミくんの災難 ページ14
✳✳✳
「…すみません…
ほとんど記憶にないんです…」
うなだれる私に
「結構な量、飲んでたからねぇ〜
うちだから良かったけど、他の店とか他の男の前であんな飲み方しちゃダメよ？Aちゃん！」
真剣なママさんの顔。
「…はい。気をつけます…
2人に話を聞いてもらって…凄く楽しくて…居心地良くて…飲み過ぎちゃいました…」
「うんうん、うちで飲むのは構わないわよ！
いざと言う時はチャミナもいるし！」
ママさんがドン！と胸を叩く。
「おっ…俺がなんですってぇ〜っ？！」
いきなり背後から野太い声がしてきて
私の隣のカウンターに手をつくようにチャミくんがなだれ込んできた。
少し息のあがったチャミくん。
よく見ると、髪も衣服も少しばかり乱れていて
ほっぺにはピンクのキスマークもついている…
「あっらぁ〜！やられたわね〜、チャミナ！」
のんきなママさんの言葉に
「やられたわね〜、じゃあねぇっすよ！ヒョン！」
荒い呼吸でそう叫ぶ。
「ちょっとぉ、チャンミンく〜ん！逃げないのぉ〜！」
「まだ話は終わってないわよぉ〜！」
「次は私が隣にすわるんだからね〜！」
すぐ後ろのボックス席のおネエさま方に引っ張られて
「うわっ、うわっ、もう勘弁して……っ！」
反論虚しく引きずられて行くチャミくん。
カウンターのママさんはニッコリ笑って
「だからヒョンじゃなくてヌナって呼べって言ってるでしょーが！」
と、ポツリと言った。
私はと言えば
いくら心は乙女でも、どう見ても確実に私より体力のあるガタイの良いおネエさまたちに勝てる気がせず…
……ごめん…チャミくん……助けられなくて……
心の中で手を合わせた。
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ゆうの(プロフ) - ちゃっぴーさん» コメントありがとうございます(*^^*) ああ、そんなこともありましたねぇ。(遠い目) これからもよろしくお付き合いくださいませ！ (2016年8月23日 6時) (
レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴー(プロフ) - ふふ、Box in the shipでのメンバーとのイチャつきを思い出してしまいました。あ、はじめまして。こちらの作品いつも楽しんでキュンキュンしながら読ませていただいております。これからも楽しみにしていますね。 (2016年8月23日 3時) (レス) id: c62f0fa1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かのかさん» コメントありがとうございます(*^^*) 私もたまたまやりたいことを見つけただけですよ〜。無理はしなくていいと思うけど、見つかったら教えてくださいね！ (2015年7月22日 14時) (レス) id: 216033f460 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - なんと、まったく同じように感じてまして、でも、同じでないのは自分のためになにか！がまだないこと。ホントだ！やらないと！自分のために使う時間だ！まずなにやるか決めよう！ (2015年7月21日 23時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - saranさん» コメントありがとうございます(*^^*) 皆がそれぞれの場所で頑張っていれば、胸を張った再会ができますよね(*^^*) お互いに頑張りましょう！そして、今後ともよろしくお願いします！m(__)m (2015年7月21日 14時) (レス) id: 216033f460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2015年2月18日 22時
