救世主 ページ7
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向かい側のホームに彼を見つけた時
私の頭の中に一つのアイディアが浮かんだ。
私の視線に気付いた彼が
私を見て目を丸くして、そしてニッコリ微笑んでくれたから
私は手を振る。
その行動に驚いたユノが
「え？A？どした？？」
「あ、ごめん、ユノ！
私、このあと約束あったんだ！
ごめん、私ここで…！」
突然の私の行動に
ユノの手の力が抜けて、
その瞬間手をほどき、走ってさっき下りた階段を駆け上がる。
「ええっ？！A？！」
背後に私を呼ぶユノの声を聞きながら
向かいのホームに向かって走った。
さっきの彼を約束の相手にしようと思ったから
ホームに居てくれないと困る！と思いながらダッシュした。
息を切らしながらホームに着くと
さっき私と笑いあった彼はまだそこに居て…
「どうしたんですか？Aさん」
爽やかな笑顔を見せてくれたから
向かいのホームにいるユノの視線を何と無く感じながら
私は彼に近づいた。
「こっ、こんばんは！チャミくん！
ごめん、ちょっと一緒に居させて？」
そう言って、彼、
チャミくんの隣に寄り添って立った。
ユノのほうを見る形になったから
視線を向けてニッコリ笑って手を振ってみた。
…私は大丈夫だからね！バイバイ！…
そんな風に。
「Aさん…いいんですか？ここにいて」
背の高い彼が少し屈んで私に言う。
「え？」
「……向かいのホームの彼……
ものすごい眼力で睨んでくるんですけど……」
ユノが
見たことのないチャミくんを見定めようとしているのか
こちらをじっと見ていた。
「…チャミくん、ごめん…
少しだけつきあってもらえない？」
そう言うと
彼は顎に手を当て何かを考え込んで
次の瞬間
右手で私の肩を抱き寄せた。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
