トッピングは苺 ページ40
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一足先にお菓子作りを終えた母が、夕食の支度に取り掛かる。
今日もジヘは我が家で夕食を一緒することになっていた。
早々にユノにもLINEを入れてもらい、突然の襲撃を回避する。
何度かのやり取りのあと
「…おばさぁ〜ん…あのぉ……
おっぱも食べたいって…うるさいんですけど……も……」
ジヘが申し訳なさそうに言う。
(…やっぱりな…)
「あらぁっ！全然構わないわよぉ〜！
お父さんも航平も遅いし、人数増えるのは大歓迎！」
キッチンから声を張り上げる母。
(…やっぱりね…)
ユノは母さんのご飯、大好きだからなぁ…
共働きで忙しくしているユノの両親に代わって
よくうちでご飯を食べたり、
どこか遠出をすると言う時は父さんが声をかけたりで
ユノとジヘは
私たちと行動を共にすることが多かったから4人兄妹のように育ってきた。
家も同じ町内会という近さだから
私たちは生まれた時から本当にいつも一緒だった。
隣にいるのが当たり前で
なんの疑問も持たなかった。
男と女で分けられるような年齢になっても
本当の兄妹のように
性別を超えて私たちは一緒にいた。
それがずっと…
私たちの普通だったから…
「でっきた〜っ！」
ジヘの声で我に返る。
ジヘのフォンダンショコラが小さなラッピングペーパーに包まれて
赤いリボンでおめかしをして
なんだか初々しくテーブルに並んでいく。
「わ、美味しそうに出来たね！ジヘ！」
「うん！大成功！おばさんのおかげ〜！」
満面の笑みのジヘは本当に嬉しそう。
私の頬も思わずゆるむ。
たくさんのショコラの中に
一つだけ苺ののったものがあった。
美味しそうな苺が丸々ゴロンとのせられている。
「あ…これ、ユノの？」
私が指差すと「うん！」とうなずき笑う。
「苺つけないとうるさいから〜、おっぱ！」
…うん。
大好物だからね、苺。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
