鋭い彼 ページ38
✳✳✳
「…また泣いたんですか…？」
カフェについて
着替えを済ませて
フロアに向かう途中の厨房入り口でちょうどチャミくんにつかまった。
「えっ？あれ？…わかる…？」
昨日、ちゃんと寝る前にケアしたからほとんど目立たなくなってるはずなんだけど…
「…………」
腕を組み、私のはるか頭上から無言で見下ろされる。
視線を合わせなくても分かる目力に変な汗をかく私。
「……そんな…まずい…？」
無言が怖くなって思わずチャミくんを見上げる。
するとチャミくんはずいっと私に顔を近づけた。
その近さに目が丸くなり、一瞬身体に力が入る。
「……ふん。僕だから気がつく程度ですけどね」
そう言ってくるりと向き直り、
また厨房の奥へと進んで行った。
思わず胸を撫で下ろす私。
(……ホントによく気のつく人だこと……)
チャミくんを見送りぼーーっとしていたら
フロアから私を呼ぶ声が聞こえて
「今行きまーす！」
慌ててフロアに出た。
「ねぇA。今年もバレンタインシフト入ってるの？」
「え？うん。特に予定も無いからね」
カウンターに姿勢良く立ってお客様を待ち構える美空と私。
「毎年毎年、さびしーーわねーーっ！」
「…そういう美空はどうなのよ…」
「私は�犧Ｇ�は�甓砲覆世韻茵��犧Ｇ�は�瓩諭�」
「…ふぅーーーん」
別に、いいけどね。
人のバレンタインの予定なんてあろうが無かろうが…。
バレンタイン。
何も無いと悶々としそうだから
今の私にはバイトでも入ってバタバタしてるくらいがちょうどいい…。
何も考えずにひたすら動き回る。働き回る。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
