彼の話 ページ35
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やっぱりな…と思うおっぱなユノの様子に思わず笑ってしまう。
「……あいつに聞いてもぜんっぜん教えてくれないんだもん」
口が尖ってる……。
昔っからジヘのことになると目の色が変わるんだ。
妹が可愛くて仕方ないらしい。
……同じような延長線上に…多分私もいるんだろうな……
「残念ながら私もさっき初めて聞いたから、詳しいことは全くわからないよ」
「えーーAも知らないのーー？」
ふてくされるユノ。
「本人も言ってたけど、もう高校生なんだよ？
好きな人の一人くらいいるのは普通じゃない？
しかもまだ片想いらしいし」
「片想いで十分だっ！
両想いになんてなったら……
あーーーーーっ！！どんなやつなんだっ！！そいつはっっ！」
私の目の前のおっぱなユノは、全身全霊で慌てていた。
少し不憫に思ったので
唯一の情報を教えてあげよう。
「…イケメン…って訳ではないらしいよ。
でも、すごく優しい人だって。
いいじゃない。優しい人が一番でしょ？」
頭を抱えるユノにそう言うと
ユノは私をじっとみつめてきた。
「……あいつも…？」
「え？」
「あいつも優しいの？」
「あいつ……って…」
「…カフェのあいつ…」
あ…。チャミくん？！
「あいつもちゃんとAに優しいのか？」
「………」
ユノ……
どうしてそんな事聞くの……？
「…なんていうか…
茶髪でふわふわしてるし…その……チャラそうっていうか…
イケメンだからものすごくもてそうっていうか…」
……心配してくれてるのは……わかる。
わかってるつもり…。
でも、
でも、ね、ユノ。
私はジヘじゃない……妹じゃない……
「チャミくんは…見た感じ派手だけど
誠実だし優しいよ？」
地下鉄でいきなり隣に現れた私の状況を察知して
《……泣くほど好きな人がいるのに……》
最後まで付き合ってくれた人だ。
「…凄く気のつく…いい人なんだよ…」
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
