本命チョコのお相手 ページ29
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リビングに戻ると
ダイニングテーブルにはすでに夕食が並べられていた。
「あり合わせで申し訳ないんだけどね〜」
という母さんに
「ううん！おばちゃんのお料理はどれも美味しそう！
いっただきまーす！」
嬉しそうに手を合わせるジヘ。
私は向かい合わせるように座った。
食事をしながら
話はバレンタインの話に終始する。
「今年は何個作るの？本命チョコはあるの？ジヘ」
私が聞くと
「良くぞ聞いてくれました！オンニ！
今年はいるの！本命が！」
嬉しそうにジヘが笑う。
「すっごいいい人なんだよぉ〜！
イケメン…とは言い難いけど、優しい人なんだぁっ！」
少し頬を赤くしながら幸せそうに笑うジヘは
きっといい恋をしてるんだろうなぁ…
「うまくいくといいね」
心からそう思う。
「うん！ありがと！オンニ！」.
私の恋は
そんな真っ直ぐなものではなかったから…
「オンニは？」
「え？」
「オンニは？本命チョコの相手」
ジヘが目をクリクリさせて聞いてくる。
「…んーーと……」
答えに詰まった私の隣に座ってきた母が横から口を挟んできた。
「無理無理！ジヘちゃん！
この子には浮いた話一つないんだから！」
「ちょっ….、母さん…!」
「あ！でも最近新顔みたわね！」
思い出したように嬉しそうに言う。
「新顔？」
ジヘが聞く。
……あ！チャミくんのこと…？！
「そうそう！これがユノくんに匹敵するほどのイケメンなのよぉ〜！」
母……目がハートだ…
「えーっ？！
オンニ、そんな人がいるのーーっ？！」
ジヘの声が響き渡る。
「…いや、あのね…
バイト先が一緒の子なの。
この間ちょっと…お世話になっただけなのよ…」
慌ててフォローを入れる私の努力を
簡単に無駄にしてくれる母の一言。
「ちょっとどころじゃないでしょうよ！
酔っ払ってねちゃっておんぶしてもらって帰ってきたくせに！」
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
