学食にて ページ24
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「A〜。今年のバレンタイン、足立センセのチョコどうする？」
実里と二人、ゼミの先生の手伝いを頼まれて久々に大学に顔を出していた。
昼になり、先生のおごりで学食で食事をしながらの私と実里の会話。
昨年は、実里と合同で渡していた。
「最後だしねぇ。
色々お世話にもなってるから…今年は個人的に渡そうかな。
いい？実里」
そう言う私に
「オッケー！Aがそうするなら私もそうするよ」
二つ返事で実里が返す。
学食の窓の外は庭になっていて
ちらほらと雪がおりてきたのが見えた。
「あー……
また降ってきたね〜」
実里がカフェラテのカップに息を吹きかけながら呟いた。
猫舌の実里がちょっと可愛い。
「まだ2月だからねぇ。」
私はカフェモカに口をつける。
「そう言えばさ、
ユノたちのサークル、卒業式あとの謝恩会でラストステージやるらしいよ」
ようやくカフェラテに口をつけた実里が言う。
「ラストステージ？」
「うん、余興で。
噂が流れたもんだから、
在校生が�爛坤襪ぁ次��瓩辰徳�いでるらしい」
「ははっ。うちのダンスサークル、人気あるもんね」
そう言うと
「まぁ〜、ほとんどユノの人気だけどね〜」
実里が苦笑いで返す。
「そっかぁ……
ラストステージ、あるんだ…」
カフェモカのカップを握りしめて中を見つめた。
「あ、ねぇ！A！
謝恩会の時に着るドレス！一緒に見に行こうよ」
実里が思い出したように言ってきた。
私にドレスを着る予定は無いんだけど…
実里のドレスを選ぶのは楽しそうだな、と思い
「…うん、いいよ。
バイトの無い時、つきあうよ」
そう答えたら
「って、あんたほとんどバイトじゃないの？」
と憮然とした態度で聞いてくる。
「そんなことないよ〜！休みあるよ！ちゃんと！」
まぁ、確かにほとんど無いに近いんだけどね。
「ん！じゃあ、バレンタイン終わったら行こう！」
「了解！」
約束を取り付けたところで
「さて、そろそろセンセのところに戻ろうか」
実里が立ち上がる。
「そうだね。
午後の作業に取り掛かりますか〜！」
私も背筋を伸ばす。
足立先生の論文のための資料整理をお願いされた私たちは
食器を下げて
先生に頼まれていたカフェラテを持って
ゼミ室へと向かった。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
