カフェ ページ15
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「おはようございます！」
バイト先のカフェに着いて、着替えるために奥のロッカールームに向かう。
途中の厨房で、既に作業を始めているチャミくんを見つけたから声をかけた。
「チャミくん、おはよう！」
作業を続けながら、顔だけを私に向けたチャミくんが
「おはよう。二日酔いじゃないみたいだね」
そう言ってニヤリと笑うから
「昨日…ごめんね？
勝手に付き合わせた上に…寝ちゃった私を運んでくれたって…」
チャミくんの前に立ってお礼とお詫びをいれる。
ポケットの封筒にうちまでのおよそのタクシー代を準備してたからそれを渡そうとしたら
「いい！いい！
女の子にそんなことしてもらおうと思わない！
その辺も踏まえた上で飲みに連れてったんだから！
気持ちだけもらっとく！」
「…でも…反対方向でしょ？
タクシー代ずいぶんかかったでしょう？」
それでなくてもBARヴィクトリアでの飲食代は
誕生日だからっておごってもらったのに…
「…じゃあ、その金で今度メシ連れてって。
それで手を打つ」
「だって、私ママさんとこのお金だって払ってないのに…」
「いーーーって！
俺がつれてったんだから！
おとなしく奢られておきなさい！」
少し面倒くさそうにチャミくんが言うから
「…ありがとう…ごめんね？
じゃあ…このお金はとっとくから、
今度ご飯食べたい時に声かけてね」
そう言うと、「わかった！」と片手を挙げて向き直り、作業に集中しだした。
私も着替えなきゃ、とロッカールームに進むと、
チャミくんとのやりとりを見ていた早番の美空(みく)が、ダッシュで私の元へやってきた。
「ちょっとちょっと！なんなの、その親しげな感じはぁ！」
「えっ？
あー……昨日ね、ちょっとお世話になったからそのお礼をね」
「なぁに〜っ？意味深ー！
Aってば、イケメン幼馴染みがいるくせにチャミくんにまで手ェ出さないでよねーー！」
そう言ってふくれるから
「手なんて出しませんってば〜」
私は苦笑い。
美空は明るくて可愛い。
だけどちょっとミーハーで、
ちょっと…口が軽いところがあるから…
あんまり細かいことは語らずに
なんとかのらりくらりとかわしながらロッカールームで着替えを済ませた。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
