目覚めたら ページ13
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目覚めたのは次の日の朝、10時。
…あれ…？
私……ベッドの……上？
ぼーっと
ベッドの上に身体を起こして座っていると
コンコンとドアをノックされ
母が顔を出した。
「A、起きたの？」
「あ…お母さん…私…？」
すると母は
ツカツカと部屋の中に入ってきて、
ベッドの空いた部分に腰をおろした。
「びっくりしたわよぉっ！
ユノくんじゃない男の子におんぶされて帰ってくるんだものっ！」
母のいきなりの大声に頭がズキンと痛み、思わず頭を押さえる。
「え？…おんぶ…？」
私……お店で寝ちゃってた……？
「ちょっと！誰なのよ！彼！
あんたがユノくん以外の男の子連れて来るなんて初めてじゃない！」
「…連れてきたワケじゃなくて…
私が連れて来られたんじゃない…」
「どっちだって一緒よっ！二人でうちに来たんだからっ！
誰っ？！誰なのっ？！」
……一緒なのか…？母……
興味津々な母の瞳がキラキラ輝いている。
「…シム・チャンミンくん…
バイト先のオーナーの親戚で…最近一緒にバイトしてるの。
2歳下の大学生」
頭を押さえたままそれだけ言うと
娘の状態を一切気にしない母の声が又響く。
「あっらぁー！年下なんだぁっ！
ユノくんといい、その、シムくんといい、
韓国人の男の子って皆イケメンなのっ？！」
……んなワケはない……
一息入れて、落ち着いた表情になった母がゆっくりと言った。
「女の子をこんなになるまで飲ませてしまって申し訳ありませんでした、…って。
深々と頭を下げて帰ったわよ？シムくん。」
「…え？」
「あんたの帰宅が父さんが帰る前で良かったわよ。」
見つかったらタダじゃ済まなかったわね！
と、楽しそうに笑う。
「午後からバイトでしょ？
シムくんに会ったらきちんとお礼言っときなさいよ？」
そう言って母は部屋を後にした。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
