おめかし ページ11
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「いくら平日だからとは言え…
こんな経営状態で大丈夫なんですか？」
BARヴィクトリアは
ボックス席２つにカウンター席が10席と言う小さめなバーで
店内には私たち3人だけだった。
「だからチャミナ！
ヒョンの店じゃなくってこっちの手伝いにはいってよぉ！
あんただったらあっという間にこの辺りのNo.1になれるわよ！！」
カウンターの向こう、ママさんがチャミくんに懇願する。
「俺に女装趣味はないですよ」
私とカウンター席に隣り合って座るチャミくんが、
ピシャリとはねつけ、ジョッキのビールをグビグビと飲む。
「ねぇ！あなた！イケると思うでしょおっ？！
チャミナの女装！」
私を見てそう言いながら
カクテルを作って出してくれるママさん。
お礼を言ってそのカクテルに口をつけながら
改めてチャミくんを見る。
つぶらなくりっとした瞳に長いまつ毛。
ビューラーで上げたらすごいクルクルになりそう。
肌もツヤツヤしていて綺麗だし
背はあるけどなで肩だし…
私の視線に気付いたチャミくん。
「確かに…似合うと思…」
「しねーーですよ！」
…かぶされてしまった…
ま、そりゃそうだよね…
すると、
今度はチャミくんが私をマジマジと見る。
「…な、なに…？」
「…今日のAさん…いつもと違う…。
ずいぶんめかし込んでますけど…
さっきの彼とデートだったんじゃないんですか？」
…確かに普段の私は超カジュアル。
Tシャツにジーンズが定番だ。
ユノの周りにはいつも
女の子らしい華のある美人がうようよといるから…
気後れしてしまって…私はそういう格好ができなくなってしまっていた
でも今日はせっかくの誕生日だから…
一応スカートなんて履いてみたんだ。
ユノには…
何も言ってもらえなかったけど
気づいてもらえて
少し嬉しかった
「今日…ね、誕生日で…
大学の仲間でお祝いしてもらってたから…
ちょっとだけ…オシャレしてみたんだ」
そう言って笑ったら
「あらっ！あなたバースデーなのっ？！
めでたいじゃないのっ！！」
ママさんに気合が入って
何故かBARヴィクトリアで三次会の宴が始まった。
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かえる(プロフ) - 二人ともかなりの鈍チンですね(;-Д-)って〜相手を思いやる二人だからこうなっちゃったんですかね。あぁ〜もどかしいし切ないしで胸が苦しいです (2015年5月8日 15時) (
レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 辻褄合ってますよぉ♪幼馴染みで近い距離でいたから、なかなか二人とも心の内を言えないんですね。お互いの事を知ってるだけあって、関係が崩れる怖さもあったりで、本当に切ないです。さてさて〜続き読みまーす。。。。゛(ノ‥)ノ (2015年5月8日 15時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» かえるさ〜ん！読み直してくださったんですか〜？(*^^*)ありがとうございます(*^^*) 辻褄合わないところがあったら是非教えてください^_^; 誤字脱字など、いずれきちんと直したいと思ってマス。 (2015年5月8日 15時) (レス) id: 2acd5e7fbf (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - あぁ〜切ないですね(ToT)ユノの気持ちを知ってから読むと、ほーんとうに切ない(T△T) (2015年5月8日 14時) (レス) id: fdcb33f473 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» ユノも色々考えて……いるはず…^_^; 雪まつりは夜が幻想的で良いかもしれませんね〜。私が子供のころは滑り台系も結構多くて楽しかったんですけどねぇ。^_^; (2015年2月4日 22時) (レス) id: 959a650364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作成日時：2014年11月19日 16時
