顔面管理…YN ページ40
★★★
「…なんだよ。気色悪いな…」
ニコニコの僕に
少しばかり後退りする小林さん。
「…？きしょ？？」
「ん？ああ、きしょくわるい。まぁ、キモいみたいなもんだな」
「失礼ですね！頑張って仕事をしている僕に対してキモいだなんて！」
「…残業続きで皆殺気だってるのに、背中に花しょって満面の笑みで戻ってくる奴、気色悪い以外にねーだろ！
わかる？お前の顔面、今、サイッコーに崩れてっから！」
そう言って、目の前に僕に向けた手鏡が差し出された。
中に映る僕は
なんとも全体的に緩んだ顔。
「…仕方ないじゃないですか…幸せなんですもん」
「まだ返事もらってねーくせに」
「良いんです。Aさんが結婚をやめて、
僕がちゃんと告白出来た！
今はそれだけで上出来です！」
鏡の中には、満足な笑顔の僕。
「へえへえ！
ついこないだまでは凹みまくってたのになぁ〜！
この世の終わりみたいな顔してたくせに！」
「なんとでも言ってください！
今は天国なんで！！」
そう言いながら、小林さんに手鏡を返す。
……あ、あれ？
「ん？なんだ？」
怪訝な顔で僕を見る小林さんに
「……なんで手鏡なんてもってるんですか？小林さん」
素朴な疑問を投げかける。
「ええ〜？？
そんなの、社会人のた、し、な、み！ってもんじゃなぁい？？」
くねっ…と。
手鏡を胸にシナを作る小林さんの背後に
「……気色悪いことしないでください」
冷静な
というか、
地の底から聞こえてくるような
珍しく低い声で呟くAさんがいた。
「あ！小林さんも僕と一緒！！」
「…え？何が？」
Aさんの視線が僕に移る。
「気色悪いの！」
ニッコリ微笑んだ僕から
「…………」
Aさんはそそくさと視線を外し、小林さんのデスクに数量計算書をそっと置いて
足早に行ってしまった。
「……え」
呆然とする僕の肩を抱き、
「お！仲良く一緒だな！気色悪い2人で頑張ろうぜ！」
小林さんがそう言ってニッコリ笑う。
★★★
平和だなぁ…(*´ー｀*)
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» ヒチョルでしたー！！(*^^*) (2019年12月23日 8時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ヒチョルでしたか… (2019年12月23日 3時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» それね！！！もちろん！！チラッと出しますとも！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - むかぁーしむかーし、ヒチョルとユノがいるところをユノの彼女が見て怒って別れたらしいのよ女性より色気あるからヒチョル (2019年12月22日 23時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» えっ、……ゆ、YUNのさん、噂のお話とは……！！！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年11月8日 21時
