相変わらずの… ページ31
★★★
相変わらず、自分のことをわかっていないユノくん。
奥様方の出席の理由はただ一つ。
例年とは違う、ユノくんの存在…！
体育大会でも見学者を増やしたけど
班での行事と言えば、もっと身近で触れ合える。
宴会も入るし、こんなラッキーなシチュエーションはなかなか無い。
「………モテる男を彼氏にするのは大変だなぁ、A」
「…！ち、違いますし！」
けしかけるように話を振ってくるコバさんを睨みつける。
余計なことは言わないでほしい。
今の私には
どんな返事もできないんだから…。
「まぁ、とりあえず！ユノのことはちゃんとお前がフォローしてやれよ？！
ユノには、Aの補佐として幹事の任を与えてやるから！」
「あ！はい！！」
コバさんの言葉に、元気よく返事をするユノくん。
「えっ、べ、、別に一人で十分ですから！」
「そんなこと言わないで、お手伝いさせてくださいね！Aさん！
どんなことでも手伝いますから！」
屈託ない真っ直ぐな笑顔で私を見るユノくん。
「……ええと……………はい……」
そんな瞳で見られると…
胸の奥が痛くなる…。
「ところでさ」
小林さんが更に続けた。
「お前たちクリスマスってどうするの？
恋人たちのいっっっっちばん盛り上がる行事だけど！
デートとかすんの？？」
「………は？」
目が点になる私と
「あ！良いですねー！！札幌のホワイトクリスマス！！
憧れでした〜」
ニッコニコのユノくん。
いやいや、流れがおかしいでしょ。
心の中で少々慌てていると
「でも〜……残念ながら……クリスマス前後に韓国の先輩が来ることになってしまって…。
恩のある人なんで、断れないんですよね…」
ユノくんがとても残念そうにそう言った。
いやいやいや。
そこは先輩優先で全然構わないし！
何故かコバさんの話に乗っかってるユノくんだけれども
「わ、私だって家族でクリスマスやりますし！！！
何を勝手に話を進めてるんですか！！コバさん！」
「え〜〜、つまんねえなぁ！2人とも」
明らかにブーたれるコバさん。
「コバさんをつまらせるために我々のクリスマスがあるわけじゃありませんからね！」
「なんだそれ。人を水道管みたいに」
「いいから！コバさんは綾音さんとラブラブなクリスマスでも迎えてくださいよ！」
「言われなくってもラブラブだからご心配なく〜〜！！」
そう言ってシナを作るコバさんに
軽くイラッ…とした私。
★★★
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» ヒチョルでしたー！！(*^^*) (2019年12月23日 8時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ヒチョルでしたか… (2019年12月23日 3時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» それね！！！もちろん！！チラッと出しますとも！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - むかぁーしむかーし、ヒチョルとユノがいるところをユノの彼女が見て怒って別れたらしいのよ女性より色気あるからヒチョル (2019年12月22日 23時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» えっ、……ゆ、YUNのさん、噂のお話とは……！！！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年11月8日 21時
