参謀への連絡…YN ページ26
★
「も、もしもし！！小林さん？！僕です！ユノです！」
早い段階で通話に切り替わる様子に
きっと携帯が鳴るのを待ってくれていたんだと、更に申し訳なさが増す。
『…現在、この電話番号は使われておりません。番号をお確かめの上、おかけ直しください…』
いやいや。それの男性の声バージョンはありませんから…！！
「こ、小林さん！連絡が遅くなったことは謝ります！すみません！」
『…お客様がおかけになった電話番号は、現在、電源が入っていないか、電波の届かない状況のため、かかりません』
…いやいや。それも本来女性の声ですから！
「小林さん〜！謝りますから、許してくださいよ〜！！」
『…留守番電話サービスにお繋ぎします。ピーと言う発信音の後に、お名前とご用件をいれてください』
……うーーーーーっ！！マジか？！仕方ない…！
「……ええと、ユノです！
連絡が遅くなって申し訳ありません！
無事にAさんに会えて、結納も阻止できて、御曹司との結婚は無くなりました！
Aさんに想いは伝えましたが、答えは貰えてません！でも！絶対Aさんも僕を好きだと思います！
だから諦めません！答えをもらえるまで頑張りま…
『ピーーーーーーーーッ』
え？
プツ…と。
切れてしまった。
…………へ？
どう言うこと………？？
マジで切れたの？
本当に留守番電話だったの？？(そんな訳はない)
？？？？
呆然としていると、
スマホがブルルッと着信を知らせた。
その電話の主に慌てて通話に切り替える。
「も、もしもし！！」
『おっせーーーーーぞーー！』
相手はもちろん、小林さん。
「す、すみません！！ほんとーにすみません！！」
『ま、実際のところは早々にチャンミン から連絡貰ってたからわかってるけどさ〜』
しれっとそう言う小林さんに
「……え？」
『兄想いの弟からちゃんと連絡もらってたよ！
まあ…なかなか連絡が来ないってことは
揉めてるんじゃなくて、Aとちゃんと話でも出来てんのかな〜？くらいに思ってたし、
お前が本気で出ればまとまらない訳はないと思ってたからさ〜。
御曹司も絶対無理強いはしないと信じてたしな』
気が抜けるのと同時に
胸の奥が温かくなった。
「…小林さん…」
本当に
僕の周りはなんて温かいんだろう…。
『まぁ、でも仕事中途半端で終わってっから、明日の月曜日、死ぬ気で働けよーー！』
「は、はいっ！！死ぬ気で働きます！！」
僕は、元気よく答えた。
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ゆうの(プロフ) - かえるさん» ヒチョルでしたー！！(*^^*) (2019年12月23日 8時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - ヒチョルでしたか… (2019年12月23日 3時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» それね！！！もちろん！！チラッと出しますとも！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - むかぁーしむかーし、ヒチョルとユノがいるところをユノの彼女が見て怒って別れたらしいのよ女性より色気あるからヒチョル (2019年12月22日 23時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» えっ、……ゆ、YUNのさん、噂のお話とは……！！！ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年11月8日 21時
