葛藤…YN ページ33
★★★
Aさんが僕を好きかも。
そんなこと。
何度も思ったさ。
皆に平等なAさんでも、
僕だけに特別じゃないかな、なんて
願望としてもいつでも思った。
だけど
ギリギリのところでAさんは開きかけた扉を閉めてしまうんだ。
それはやっぱり、
僕ではない、と言うことじゃないのか？
��Aは自分から好きな人を作らないようにしてる��
佳奈さんの言葉を思い出す。
2回も、カレを奪われているAさんは
これ以上辛いことがないように自分で距離を置く、と言っていた。
�爛罐里気鵑�好きな人は自分だと全く思っていない��
と竹下さんが言った。
他に好きな人がいる、と思っていると。
そんなことをAさんが知ったら…？
『……ヒョン？！どうですか？！…わかりませんか？！』
もし、僕を好きだと思ってくれていても
絶対に僕に向かってくるはずがない。
「…Aさん……僕には他に好きな人がいると…思っているみたい…」
『………………はああ？？！なんっすか、それ！！』
チャンミンの声のボリュームは全く下がらない。
『そんなの！それじゃあ絶対にヌナはヒョンに向かってくるはずがないですよ！
ヌナなら、ヒョンの邪魔をしない！
ヒョンのためには、自分の気持ちを殺す方に向かいます！
そんなの、俺でもわかるんですよ？！
どうするんですか！！ヒョン！！』
皆の言葉が
チャンミンの言葉が、頭の中をぐるぐると巡る。
『ヒョン！結納はホテルです！
2人はそのままホテルのスィートルームで宿泊なんですよ！』
「……えっ…」
『佳奈さんから聞いたんです！このまま、何もせずに手放してしまっていいんですか？！
まだ結納です！
いまなら、まだ間に合います！』
…結納のあと…
……そのまま…ホテル……？
僕の脳裏に
2人の寄り添う姿が浮かぶ。
ぞわっと、全身に鳥肌が立った。
御曹司は良い人だ。
Aさんを任せられるくらい、良い男だ。それは認める。
でも、
もし、
自惚れでもなく、Aさんの気持ちが少しでも僕に向いていたのなら…僕は……
僕は…………！
携帯を持つ手に力が入る。
『……ヒョン！！』
切羽詰まったチャンミンの声。
「…チャンミン…………ホテル、わかるか？」
僕は、出来るだけ気持ちを落ち着かせる。
『！ヒョン！！ホテル〇〇の本館です！！そこのスィートルームです！』
「…わかった…！」
電話を切って、小林さんの元に走った。
★★★
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まい - ピアスの件は話すことができてよかったと私も思いました。私はユノさんよりちょっと年下(ほぼ同世代)ですが、こんな風に思われたらキュンとしちゃいそうです(*^^*) (2019年11月7日 20時) (
レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - 裕さん» いつになったらなれますかね〜^_^; (2019年11月7日 18時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - 素直になれ〜〜〜ヾ(･ω･｀) (2019年11月7日 16時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - 裕さん» 激しいツッコミをありがとう！！ (2019年11月7日 15時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おいおいおいおいーっ！！！素直にならないとまぁ〜た誰かを傷付けちゃうわっ！(≧Д≦) (2019年11月7日 15時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年10月14日 17時
