やめて…！ ページ14
★★★
ユノくんがお父さんに頭を下げる様子に
堪らなくなって思わず身体が動いた。
嫌だ。
ユノくんが悪いわけじゃないのに
こんなことで私の両親に頭を下げて欲しくない。
必死に頭を上げさせようとしたけど
もちろんユノくんの力に勝てるわけがない。
それでも
黙っていられなかった。
この状況に甘んじてはいられなかった。
ユノくんが悪いわけじゃないから。
座ってくれるかい？
と言う父の言葉にユノくんはようやく座ってくれて、
お前は大丈夫なんだな？
と私に問う言葉に
思い切り頷いて返事をした。
そんな私の返事に安心した父は
改めて今回力になってくれた皆さんに頭を下げた。
「…頭を上げてください。皆、Aさんが大切で大好きなんです。
だから、助けたかった。
その一心でしたから」
浩一さんがそう言ってくれて
父はゆっくりと頭を上げた。
「…現場が、Aのお付き合いしている工藤さんの働くホテルだったのは…本当に幸いでした…」
「私はたまたまそこに居合わせただけで、
ユノくんが必死にやってきてくれたからできたことです」
父と浩一さんの会話にユノくんが被せる。
「あそこに浩一さんが居なければ、間に合いませんでした！
やみくもに進もうとした僕は警備員さんに捕まってしまったし、
浩一さんのおかげで部屋に向かう事も、キーを解除する事も出来ましたし。
あのタイミングでギリギリだったということは…
……考えたくありませんが…僕だけでは無理でした…！」
膝の上で握る拳に力が入ったのが見えた。
間に合ってなかったら…
そう思うと背筋が凍る。
固まってしまった身体を温めるかのように
となりの母が私の肩を抱いた。
「……真由美ちゃんの……電話も…とても重要だったのね…」
そう言って。
★★★
いつも、大海原のような広い心で見守っていただき、ありがとうございます！
m(_ _)m
たまたま見つけたラインのオープンチャットに部屋を作ってみました。
お話サイト★裏話
という部屋です。
どんな風になるのかわかりませんが、
質問などあればお気軽にどうぞ(*^^*)
※現在、検索機能がストップしているようです。
★★★
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 引っ込みは……………………さて。ゴールテープは目前まで来ました！ライブ開始までに終わらないかなぁ！！ (2019年10月13日 16時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - YUNのさん» YUNのさん、一体私をどんな体質だと…！(笑) 大丈夫ですよ〜(多分) もうエピローグは見えてきました！(おそらく) (2019年10月13日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - あの〜？もう１つの目的って 変な方向へ進みませんよね？？？？ゆうのさんS体質なので、、、、 (2019年10月13日 16時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - えー…御曹司と並んだらダメじゃん！どうしてくれるんですか、これ！引っ込みつかなくなりそうやん(泣) (2019年10月11日 20時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
YUNの(プロフ) - 並ぶ場所間違ってますよ？ (2019年10月11日 15時) (レス) id: 92e00ad2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年8月4日 9時
