その時…CM ページ7
★★★
ヌナの体調を見てOKが出たために
その場での事情聴取が始まった。
本来なら現場や警察署で行うんだろうけど
ヌナの状況を配慮してもらえたんだろう。
ヌナの顔は少し強張りながらも
隣でしっかりとその身体を包み込む浩一さんの温もりのおかげもあってか
淡々と、質問を受け、そして状況説明を続けていく。
ヌナの口から語られていく事実に
ただただ、言葉が出ない。
榊俊哉を女の兄だと信じ込んで
できれば関わりを避けたかったはずの女のためにホテルに駆けつけて
そしてそこにさらに男が2人も居て。
男3人に女性1人なんて、
どう考えたって敵うわけがない。
しかも
クスリまで使われて…。
他の男がいた時点で
ヒョンの時のようにフェイクにするつもりは無かった事が如実にわかる。
そう考えると
本当に後一歩が遅かったら…と思うと本当に怖くて
そして、
腹が立って仕方ない。
気がつけば両手をしっかり握りしめていて
「……さいっ………てぃっ！」
隣に立つ竹下さんの手も拳になっていた。
クスリが効いた事で意識を手放してしまうまでを
ヌナはしっかりと伝えた。
「…では、山本さんがかなり朦朧とした辺りで、工藤さんとチョンさんが機転を利かせて部屋に入った、という事ですね」
「………はい。だと……思います」
少し、自信なさげに返事を返すヌナ。
「…そうですよね。朦朧としていて力も入らないような状態だったんですもんね。
わかりました。ありがとうございます。
また、後で他の担当の者がお話を伺うことになりますが、より正確な情報を得るためですのでご協力をお願いします」
警察官の言葉にヌナは頭を下げた。
「では、その後のことについては、工藤さんからお話を伺いたいんですが…」
警察官の視線が浩一さんへと向く。
「はい。時間は取ります。支配人室で良いですか？」
「…お願いします」
警察官が先立って部屋を出て行こうとする。
浩一さんはヌナと佳奈ヌナに優しく声をかけた。
「…この部屋は一日おさえてあるからゆっくりしててください。
佳奈さんに余裕があれば泊まってくれても結構ですよ。
僕は少し仕事を片付けてくるので、佳奈さん、Aさんをよろしくお願いします」
そして警察官と一緒に部屋を出る時に
「チャンミンと竹下さんは一緒に来てくれる？」
そう声をかけられ
顔を見合わせてついて行く。
その時だった。
★★★
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かえる(プロフ) - あぁ〜そうでした。可愛い彼女がいると勘違いしてたんでした。佳奈さん、この勘違いどうにかしてくださーい！ (2019年8月4日 5時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
まい - うぅっ、またまた心苦しい展開になりそうですね…。実は先ほど、東京ドームから帰ってきました。SMTOWNLIVE楽しんできました！ (2019年8月3日 23時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - えらい回り道してるけど、そろそろ闇から解放されますかね？(笑)少し先の未来はあちらで覗いてますけど、そこにたどり着くまでが波乱波乱(笑)そりゃ、ユノくんは大事大事にするよね(笑)続き楽しみにしています！！ (2019年8月3日 20時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» お久しぶりです！かえるさん！皆、並んだらオールスターみたいな感じですかね！妹ちゃんも大騒ぎしそう…！^_^; (2019年8月3日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» そうなんですよ。ある意味このまま結婚しても幸せじゃないですかね〜 (2019年8月3日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年6月10日 17時
