腹が減っては ページ18
★★★
「皆、お腹空いたよね。夕食にしよう！
レストラン…よりルームサービスの方がいいかな？」
浩一さんがそう言って皆を見た。
「…あ。そういえばお腹ペコペコだ…！」
気がついたようにチャンミンくんがそう言って、
それに呼応するかのように清香ちゃんのお腹が鳴った。
「…！！」
皆の目が丸くなる中、顔を真っ赤にする清香ちゃん。
「美人もお腹減りゃそりゃあ鳴るよね！」
佳奈がそう言って笑う。
皆が笑顔で。
部屋の空気が温かくなった。
私を助けるために
心配して集まってくれた人たち。
…大丈夫。
1人じゃない。
「…レストラン、行こうか！」
そう声をかけて
ベッドから抜け出す
「えっ…大丈夫？A」
すかさず手を差し出してくれる佳奈と
何も言わずに直ぐにそばに走り寄ってくれる浩一さん。
「うん。ホッとしたら私もお腹すいちゃった！
まずはしっかり食べないと、ね！」
そう言って笑って見せると
「…そうだね。行こうか」
ちょっとだけ困った顔をした浩一さんが
私の手を取って立たせてくれた。
「ありがとう」
皆でレストランへ向かう。
遠慮して帰ろうとする清香ちゃんを
「良いから良いから！行こうよ！お姉さん奢るから！！
私、一度経験してみたかったの！美男美女に挟まれて酒飲むの！！」
佳奈が必死に呼び止めた。
「…チャンミンさんに加えて私も一緒だととんでもないことになりますよ…」
佳奈に腕をしっかりと取られ、少々呆れ顔の清香ちゃん。
「…チャンミンくんと清香ちゃん…知り合いだったの？？」
素朴な疑問だった。
「……あーー……今回…、知り合いました」
「今回？」
ユノくんが間に入るであろう、この繋がりは
特別おかしなことではないけど…
「Aちゃん、腹ごしらえを済ませる頃には多分…全部教えてあげられると思うから…」
浩一さんが私の背中をトントン、と叩いてそう言った。
「…あ、はい」
今回のこの件に絡んで、2人は知り合ったのか…。
話ができるようになればしてくれる、と言っていた。
それを信じて先ずは腹ごしらえしよう。
レストランでは宣言通り、佳奈はチャンミンくんと清香ちゃんの間に収まり、
更に言えば目の前には浩一さん。
見渡すと美形揃い、となり
佳奈はホクホクの笑顔で食事をしていた。
★★★
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かえる(プロフ) - あぁ〜そうでした。可愛い彼女がいると勘違いしてたんでした。佳奈さん、この勘違いどうにかしてくださーい！ (2019年8月4日 5時) (
レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
まい - うぅっ、またまた心苦しい展開になりそうですね…。実は先ほど、東京ドームから帰ってきました。SMTOWNLIVE楽しんできました！ (2019年8月3日 23時) (レス) id: 07f9b9444b (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - えらい回り道してるけど、そろそろ闇から解放されますかね？(笑)少し先の未来はあちらで覗いてますけど、そこにたどり着くまでが波乱波乱(笑)そりゃ、ユノくんは大事大事にするよね(笑)続き楽しみにしています！！ (2019年8月3日 20時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» お久しぶりです！かえるさん！皆、並んだらオールスターみたいな感じですかね！妹ちゃんも大騒ぎしそう…！^_^; (2019年8月3日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» そうなんですよ。ある意味このまま結婚しても幸せじゃないですかね〜 (2019年8月3日 16時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2019年6月10日 17時
